ドイツでマルチリンガルを育てる

今日は本当に暑い日だった。朝、車の中の温度計は４度だったが、授業が終わって帰るときは、１８．５度になっていた。賢浩は夫のいとこのCさんとヨーロッパパークという遊園地に遊びに行っているので、賢浩の代わりにニコちゃんと新聞配りのバイト・・・。ニコちゃんなんて、半袖のTシャツに半ズボン、サンダルという格好だった。

昨日、恵子の大学では交換留学の説明会があったそうだ。来年度に留学したいならば、今申し込みをしないといけないのだそうだ。世界のいろいろな大学と提携して、日本だと、東大、東工大、千葉大、京大、阪大、東北大、北大に交換留学のチャンスがあるとのこと。選考基準は、大学での成績と英語力で、英語力の証明書を提出しなくてはいけない。恵子は５年前にケンブリッジ英検（CAE)に合格しており、更に去年はTOFLEも受けているので、充分な英語力があることは証明できる。しかし、恵子の大学では学部生の講義はドイツ語で行われており、入学に際しては英語力は問われていない。だから、英語力を客観的に証明できる学部生はそれほど多くないのではないかと思う。今から受けていたのでは来年の交換留学には間に合わない。ケンブリッジ英検を受けておいて本当によかった。

東大なら実家から近くて通いやすい、と思っていたのだが、ホームページをみたら、柏にキャンパスがあってびっくりした。東大といえば、駒場か本郷ではなかったのか？
いろいろな大学が拡張したり移転したりで、今どの大学がどこにあるのかさっぱりわからない。
あと、地下鉄もいろいろな路線と相互乗り入れをしていたり、新しい路線ができて、今ではさっぱりわからなくなってしまった。よく考えてみると、私は東京を離れて１９年がたっていた。
すっかり浦島太郎になってしまった。

恵子が勉強していることがよくわからないから、自分で決めてもらうのが一番いいが、とりあえず恵子に東大を勧めたら、「あはは・・・やっぱりね。ママなら絶対に東大がいいというと思ったよ。だって一番優秀な大学だからでしょ？ママはそういうのに弱いからね。」とバカにしたような言い方をされた。図星だ。悔しい！！