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英語力を客観的に証明するのに、どの試験を受けるのが一番いいのだろうか?
私が中学、高校、大学生の頃は、英検2級は普通、1級を持っていると、すごーい!というのが周りの認識だった。社会人になって、TOEFLを強制的に受けさせられた。職場での物差しはTOEFLのスコアで、600点以上の人は「すごーい!」と崇められていた。オーストラリアに1年間滞在したことがあるが、オーストラリアの大学に入るために、TOEFLかIELTSのスコアが必要だと言われ、私も何回か受験した。 ドイツに来てからよく聞くのは、ケンブリッジ英検。大都市のVHSでは対策講座もあるほどだ。恵子もギムナジウムで上級レベルのAGがあったので、そこで1年勉強して受験した。 去年、外国語大会で、参加者は無料でTOEFLが受けられたので、それも受けた。その時のスコアはかなり高得点だった。 今回、恵子は日本の大学への交換留学に応募しようと考えているのだが、英語力の証明書をつけることが条件になっている。よくよく応募要項を読んでみると、TOEFLのiBTのスコアかIELTSの学術用のスコア(ともに2年以内のスコア)が必要だった。恵子が去年受けたのは、TOEFLのITPという団体向けのテスト。このスコアからiBTへの換算表があるのだが、ITPのスコアは非公式だから使えないと言われた。また、ケンブリッジ英検も全く証明としては使えないということが判明した。 恵子は上級レベル(CAE)に5年前に合格している。しかし、いろいろな大学が、過去2年以内のスコアを要求している。ケンブリッジ英検は資格だから、一度合格すればその資格は消えない。TOEFLやIELTSには「合格」「不合格」という基準はなく、点数がすべて。そこに大きな違いがある。 しかし、ケンブリッジ英検の資格を持っていれば無双だと思っていたが、日本の大学だからなのか、世界的にそうなのかはわからないが。全く通じないというのは想定外だった。ケンブリッジ英検というのは一体どんな時に役に立つのだろうか?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月19日 01時28分09秒
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