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朝起きて外を見たら薄っすらと雪が積もっていた。
比較的暖かい日が続いていたが、ようやく冬らしくなってきた。 昨日ニコちゃんは、クリスマスのミサで行う劇の練習のため近所の教会の集会所にでかけた。学校の宗教の授業中に先生が配ったお知らせをみて、自分も参加したいと思ったようだ。毎週土曜日に練習が有り、本番は「Heiligenabend」(12月24日)のミサ。ニコちゃんに、「Heiligenabendっていつか知っている?」と聞いたら、知らないと言われた。「じゃあ、Weihnachten(クリスマス)はいつ?」と聞いても答えられず、唖然としてしまった。 確かに、我が家は他の家に比べクリスマス色が薄い。ニコちゃんに至っては、プレゼントのことしか頭にない。アドベンツカレンダーも、毎日一つづつ開けないで、初日に全部開けてしまうので、クリスマスまであとXX日、、、という高揚感がない。それにしても日付がすぐに浮かばないとは情けない。 昨日の夕方、アメリカに住む義姉から電話があった。いつものことながら賢浩と話すことがメイン。そのあと、ニコちゃんと代わってくれと言ったようで、ニコちゃんが義姉と電話で話していた。でも、ニコちゃんはスピーカーモードで話していたので会話が筒抜け。 「クリスマスプレゼント、何が欲しいか決めた?」と聞いていた。その後「クリスマスに賢ちゃんが米国に来るけど、その時に持って帰ってもらうね。」と言ったので、我が耳を疑った。ニコちゃんは、「えー?賢ちゃんがアメリカに行くの?僕も一緒に行きたい!」とぐずり始めた。 ニコちゃんのパスポートは市役所で即日発行してもらえる簡易なもの。10年有効だから、生後一ヶ月で作った後、更新していない。赤ん坊の写真だから誰だが判断できない。身長だって60cmとか書かれている。今まであちこちの国に行っており、何の問題もなかったが、アメリカはこのパスポートでは入国できない。IC対応のパスポートに作り変えないといけない。それと、すでに教会にはHeiligenabendに劇をすると返事をしている。そういう事情もあって、ニコちゃんには断念してもらった。 義姉は、すでにフライトもチェックしていたようで、私の知らない間に、賢浩のアメリカ行きのフライトが予約されていた。 賢浩本人も夫も承諾済だったが、私にだけは事後報告。反対する理由はないけど、なんとなく面白くない。 去年の夏休みに賢浩がアメリカで一緒に過ごした義姉の夫の妹の息子さんが現在カナダに留学していて、クリスマスに義姉たちのところに来るというので、賢浩もこっちに来る?というお誘いだった。しかも、旅費は義姉持ち。賢浩にはいろいろなスポンサーが付いているのだなーと思った。 クリスマスまであと1ヶ月ほどだが、「クリスマス、アメリカで過ごしたい?」「うん、そっちに行きたい。」「じゃあ、今からフライトを予約するね。」なんだか、2泊3日ぐらいで近場の旅行に申し込む感覚でアメリカ行きが決まってしまった。そういう感覚にちょっとついていけない。15歳の子が年末年始2週間アメリカに滞在するのに、ママの許可をとらないで話が進んでいったことに違和感しかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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