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カテゴリ:子供
賢浩はアメリカについた日に一度電話をしてきただけ。こちらからWhatsAppでメッセージを送ってもいわゆる「既読スルー」になっている。
少し遡って、出発日の話。 アメリカ行きのフライトだったせいか、その他の理由でかわからないが、24時間前からのオンラインチェックインはできなかった。それで3時間前に空港に着くようにはしたが、カウンター前はものすごい行列で少し焦ったようだ。 賢浩から「今チェックインカウンターにいるけど、国境を超えるのに親の承諾が必要って言われた。」と電話があった。私たちはいい意味でも悪い意味でも海外に子供を一人でいかせることに慣れすぎていて、緊張感にかけていた。最初の頃は子供だけで行かせるときはどんな自体にでも対処できるように書類関係を完璧に用意していたが、今回は前日の夜に適当に荷造りしただけ。 今回は私が係官に電話で、息子を行かせることに同意しています、と伝えるだけでOKがでた。 クリスマスはほとんどニコちゃんとレゴを作ることに費やした。正確に言えば作るというより、部品を探す作業。ものすごい数のレゴがあるのだが、最近のレゴは特殊なパーツが多くて、その一つを見つけられないと作れなくなってしまう。新しいレゴのパーツも、一度既存のパーツの中に混じってしまうと二度と発見できない。砂場の中に落とした米粒を探すような作業で、疲労感だけが伴う虚しい作業だが、もらっただけで完成できなかった作品がたくさんあるので、この機会にキチンと完成させようと思ったのだ。 クリスマス後は、我が家では珍しく来客ラッシュ。 日曜日は恵子の友達が遊びに来た。 彼女は隣の町に住んでいるLGH時代の同級生。 彼女はウルム大学に在籍しているのだが、1月4日から講義が始まるし、年越しパーティーを大学の仲間とするので、28日にはウルムに戻ると言っていた。ドイツの大学はスイスの大学とタイムスケジュールが違う。学士課程3年、修士課程3年と彼女は言っていた。一昔前までは、ドイツは独自のシステムを持っていて、「学士」という学位はなかった。昔は6年間で「修士」に相当する学位を取る人が多かったので、修士課程が3年間もあるのはその名残かもしれない。 月曜日は恵子の地元の親友Jちゃんとご両親。 Jちゃんは、医学部を目指していたが、病院でFSJをしてみて、自分には合わない、と感じたようで、方向転換。今は音大を目指している。2016年4月入学を目指し、2月の末に入学試験を受けるそうだ。ピアノと声楽の実技と音楽理論の筆記試験。かなり狭き門のようで、去年はS音大には180名が応募して、合格してのはたった18名。 即興で恵子がバイオリン、Jちゃんがピアノ伴奏というミニコンサートをした。 サロンコンサートという雰囲気だったのに、ニコちゃんはちょろちょろ落ち着きがなく、「あっ、僕、おならしちゃう」といって、コンサート中、わざと目立つようにおならをしたり、新聞紙を折りたたんで大きな音を出して驚かせたり、本当に最低だった。 今日はこれから私の友達夫婦が来てくれる。 明日は近所のヨハネスくん一家と我が家で食事。 私は何を作ればいいのかと料理のことで頭がいっぱい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年12月30日 16時44分27秒
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