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今日は祝日。そしてドイツでは父の日。
この祝日はイースターと一緒で、毎年移動するので、父の日も毎年日付が変わる。母の日は毎年5月の第二日曜日と決まっているし、スーパーの広告にも「母の日フェア」みたいなのが掲載されているからいやでも目に入るが、父の日はすっかり忘れていた。昨日にこちゃんが学校から帰ってきて、「ママ、ランドセルの中を見ないでね。父の日と母の日のプレゼントがはいっているから」と言ったので、気がついた。 今月は祝日が3日もある。木曜日が2回と月曜日が1回。全部本来なら出勤日なので、ラッキー! 先月でニコちゃんは3年間続けたサッカークラブをやめた。 上手ではないので、チームメートから認めてもらえないし、もともと友達もいなかったので、やっぱりつまらなくなったようだ。傍からみていても、一人だけ浮いているなーと思っていたから、やりたくないことを無理に続ける必要はないと思った。 火曜日にピアノ教室の発表会があった。もともとは老人ホームで披露する予定だったが、前日に変更になり、地元の病院内のチャペルで行われた。普段の発表会は夕方からだが、今回は午後3時半始まりだったので参加できる子が少なかった。ニコちゃん程度の子は1曲が短いのだけど、上手な子になると1曲が長い。人数は少なかったのだけど、小さい子は最後の方は飽きてきていた。トリを飾った子はニコちゃんとは2歳しか年齢が違わないのにものすごく上手だった。 ニコちゃんにも何か人並み以上にできる才能が見つかるといいなーと思った。 火曜日は恵子もオーケストラのコンサートがあったそうだ。実験や講義で忙しい日々が続く中でも音楽活動は決して辞めない。本当はバイオリンの個人レッスンを受けたいのだけど時間がない、となげいていた。恵子の親友がこの冬音楽大学を受験し、全てに合格したそうだ。先日その子のお母さんに買い物途中でばったりあい、4月からフライブルグの音楽大学に通っていることを聞いた。ピアノ学科なのだけど、教授からマンツーマンの個人レッスンも受けている、という話を恵子にしたら、ものすごく羨ましがっていた。恵子の友達はもともとは医学部を目指していたが、病院で半年間研修をさせてもらっている間に「これを一生の仕事にはしたくない」と思ったそうで、方向転換した。音楽好きな子にとって音大に通えるというのはとても幸せなことなんだと思う。彼女の今の夢はピアノの先生になることだそうだ。去年の暮れに家族でうちに来てくれた時、ニコちゃんにもピアノを教えてくれようとした、ニコちゃんはふざけてばかりでやる気がなかったのが残念だが、彼女はいい先生になるだろうなーと思った。 恵子は漠然と「研究者になりたい」と思っているが、何の研究をしたいのか本人もまだ決めかねているようだ。 先日、日本人会で知り合ったご夫婦がご自宅に留学生何人かを招待してくれたそうだ。その場で「あなたはそんなに語学ができるのに、なんで文系にいかなかったの?」と聞かれたそうだ。こういう質問は初めてではなく、日本人にはよく聞かれるらしい。「日本の女の子はなんで文学部に行く人が多いんだろう?なんで日本人は女の子だと文系と思う人が多いんだろう?語学力があれば文系に行くという考え方もわからない。」と言っていた。確かに恵子の友人で文学部に進学したとか進学したいと言っている子の話を聞いたことがない。音大にはいった恵子の友達もフランス語と英語がペラペラ。ヨーロッパでは何か国語も話せます、というのは取り立てて強調すべきことではないんだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月05日 13時43分05秒
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