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テーマ:海外生活(7773)
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賢浩は日本を満喫中。
私の元にはアメリカに住む義姉から賢浩の留学について毎日大量のメールが送られてくる。 今までは夫と義姉間でやり取りをしていたが、夫は不在の事が多く、急いで留学の準備をする必要あるので、私に指令が来るようになった。 まず、the Power of Attorney for transferring guardianship(後見人委任状?)を作成して早急に送れと言われた。既に作成してあるのだが、公証人の前で夫と私が署名をして、それに公証人にもサインしてもらう必要があるらしいので、平日に夫の時間がとれずに、そのままになっている。 次に、Health Inventory(健康証明?)に担当小児科医のサインをもらい送付しろと言われた。 今週は小児科医は休暇中で予約が取れない。Health Inventoryの質問票の中に、ツベルクリン反応の結果を書く欄があった。しかし、うちの子は誰もツベルクリン反応を受けたことがない。ドイツでは予防接種の中に含まれていない。これを新たに受けないといけないのかどうかわからない。 そして、一番大切なのがビザ申請。学生ビサになるのでF1ビザ。必ず面接を受けないといけない。うちからだと一番近いのはミュンヘンの領事館。 まずオンラインで申請してインタビューの日付を予約するそうなのだが、時間がないので、今すぐにDS160のサイトに入って予約しろ、と言われた。DS-160、I-20、SEVISとか、今まで聞いたことがない略語が並んで、頭がこんがらがってきた。 アメリカの学校が6月21日までで、学校関係者も夏休みに入ってしまうので、その前までにすべての手続を完了させたいと言われた。 今まですでにかなりの書類を記入してきた。といっても私はほとんどノータッチで、すべて義姉が手続きをして、どうしても親が記入せざるを得ない書類だけ夫がした。ものすごく時間が取られるし、面倒くさいし、お金もものすごくかかる。私たちは義姉に尻を叩かれて動いているだけだが、自発的にすべて取り仕切っている義姉をみると、甥のためによくここまでできるなーと他人事のように感心してしまう。 義姉夫婦は「子供に自分の人生を振り回されたくない」と言い切り、子供を持たない選択をしてきた。自分のやりたいことを誰にも邪魔されずにやるということを有言実行してきた人たち。でも子供嫌いというわけではなく昔からうちの子供達を本当にかわいがってきてくれた。義姉はうんざりするぐらい口を出すけれども、それだけではなく、お金も時間も費やしてくれる。その量は半端ではない。義姉に任せれば、賢浩はもう少しまじめに勉強してくれるのではないかという期待もある。信用できる人ではあるけれども、面倒くさがりやの私には義姉の神経は理解できない。 ただ、今回賢浩が4年ぶりに日本に滞在し、「僕は日本人であることを誇りに思う。ドイツ人になるために日本人であることを放棄はしたくない。」と直接義姉に言ってくれたので、私の心は以前より穏やかになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月25日 04時33分04秒
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