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カテゴリ:子供
試行錯誤の末、ようやくアメリカの非移民ビザのオンライン登録に成功。次はビザインタビューの日程の予約。まずは支払いを済ませないといけないのだが、クレジットカードで支払いを試みるも、できなかった。それでオンラインの銀行振り込みを選んだのだが、支払い番号を記入できない。とにかく、エラーばかりでて、振り込みはしたけど、登録は出来ない状況。インタビューの日付は選べると聞いていたが、そういう画面はなかった。正しく画面を操作しているのかどうか、自信がなくなってきた。
今日は2週間のスクールホリデーの最終日。ニコちゃんはずっと家にいて、つまらない休みだったと思う。可哀想なことをしたなー。 この2週間にニコちゃんは2本も乳歯が抜けた。小さな容器に抜けた歯をいれ、枕の下において寝る。夜中に歯の妖精が来て、歯と交換に1ユーロ置いていく。いつもはニコちゃんが寝静まってからこっそりお金と入れ替えていたのだが、昨日はニコちゃんは12時頃まで起きていて、私のほうが先に寝てしまった。朝、あわててお金をいれようとうしたのだけど、ニコちゃんを起こさずに枕の下から容器を取り出すのは至難の技。ちょっと起こしてしまった。ごまかしたけど、どうかな? 昨日の夜、「歯の妖精は本当はいなくて、ママがお金を入れているんじゃないの?」と聞かれた。「ママがニコちゃんにお金を上げるわけないじゃない。」といったけど、今日は「やっぱりママだった」と思われてしまったかも・・・。私としたことが、何たる失態。 昨日ニコちゃんとちょっと喧嘩をした。「部屋を片付けろ」「いやだ、片付けない」「片付けないならテレビを見せない」「テレビを見てから片付ける」「先に片付けろ」・・・というよくある会話。他のことも重なって、ニコちゃんは「こんな家、出て行く」と言った。 私は「出て行きたいなら勝手にどうぞ。」と言ったら、「ママは僕に出て行けといった。」と曲解し、スポーツバックに荷物を詰めて本当に家を出て行った。 夕飯時だったので夫は「ご飯を食べてからにしたら?」と言ったのだが、自分で食べ物や飲み物を詰めて、出て行った。しばらくして夫に「探しに行ってあげたら?」と言われたが、どうせすぐに帰ってくると思っていたので、探しに行かなかった。案の定すぐに戻ってきた。案外意気地がないやつだなー。最初、少しふくれっ面をしていたが、すぐに元の甘えん坊のニコちゃんに戻った。 この休み中、宿題はしていないし、ほとんどテレビばっかりみていた。 あとニコちゃんは工作好き。器用じゃないから細かい作業は苦手。ダンボールを適当に切って、ボンドやテープで貼り付ける。でも、10分ぐらいで飽きてしまう。お世辞にも上手とはいえない。傍から見ていると単にのりとテープの無駄使い。 ニコちゃん専用の作業用デスクを作ってあげた。まわりに壊れた機械製品や工具が転がっている。なんとか熱中できる趣味を見つけてもらいたいのだが、今のところテレビを見る以外に彼が熱中できるものがないのは残念だ。 夫は自分がエンジニアなので、子供にもエンジニアになってほしいと思っているようだ。でも恵子も賢浩も生化学系に興味があり、工学には興味を示さない。だから余計にニコちゃんが機械いじりに少し興味を持っていることがうれしいようだ。ニコちゃんは何でも分解して壊してしまう。夫は勉強のプロセスというが、私にはそこからニコちゃんが何かを学んでいるようには到底見えない。 昨日、ニコちゃんが家出中、夫と「何故私たちはニコちゃんをうまく育てられないのか?」ということについて少し話し合った。夫は「君が厳しすぎて僕がゆるすぎるという両極端すぎるからではないだろうか?」と言った。夫は「子供にあれをするな、これをするな、と命令しても、子供は反発するだけ。ニコちゃんのような子に怒鳴ったりしてもそれは逆効果だ。」といつも言う。しかし自己コントロール出来ない子、例えば1日中PCでゲームや動画を見ている、宿題をしない、テスト勉強をしない、遅刻が多いような子に注意しないのは親の責任放棄ではないかと思う。「宿題を忘れないでしてね」とか「あんまりPCばっかり使うのはよくないよ」とやさしく注意しても聞く耳なんかもたない。しかし夫は「でも結局君みたいに怒鳴ったり、いろいろ厳しく規制しても子供はいうことをきかないのだから、同じこと。」と言う。 叱って子供が反抗すれば「厳しすぎるから」と言われるし、放任すれば「子育てを放棄している」と言われる。私として、そういう周りの言葉が子供に「ママは厳しすぎるから反抗してしまうのは仕方ない」というお墨付きを与えているような気がしてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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