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テーマ:海外生活(7774)
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やっと週末。今週も乗り切れた・・
来週からようやく新しい研修生のメリちゃんが来てくれる。 今週もお昼時間は5分で済ませた。いい天気ではなかったが、ベランダでいそいで食べた。キッチンではいつも社長がお昼ごはんをクッキングしているので中に入りづらい。ベランダには椅子とテーブルがおいてあるけれど、そこでいつも次男が煙草休憩をしているので、長居しづらい。窓を開けたいなーと思うこともあるけど、煙草の煙が入ってくるのが嫌だから開けることもできない。事務所というよりも他所の家におじゃまさせてもらっている感覚なのですごく気を遣う。 そんな状況だからメリちゃんが来てくれるのは本当に心強い。 しかし、今はラマダンの時期らしい。トルコ人であるメリちゃんはお昼ごはんを食べないのではないかと気になる。それでも今よりは良い環境になるはずで、ホッとしている。 先週、今週と雨の日が多く、しかも土砂降り。ほんの少し歩いただけでもびしょ濡れになってしまう状態だったので、子どもたちを車で送迎するタクシー役で忙しかった。 先週からサッカーのヨーロッパ選手権が始まった。今日は会社帰りマルクト広場の前を通ったらイタリアの旗を持った人がたくさんいて盛り上がっていた。今日はイタリア戦があって勝ったのだなということがわかった。賢浩はイングランドを応援している。ドイツは応援しないの?と聞いたら、僕はドイツ人じゃない、と言った。 今日、賢浩は小児科医に行った。アメリカの学校に提出する健康診断の書類を記入して貰う必要があったからだ。私は仕事で同伴できなかったが、なんとその場でツベルクリン検査の注射をしてくれたのだそうだ。先月予約をとる際に聞いた時はできないと言われたから、わざわざ肺疾患専門医に予約をとったのに、なんだか拍子抜け。書類は全部英語で書いてあるため、小児科医に「全部読んでからじゃないとサインできないから、この場ではできない。1週間後に取りに来て」と言われたそうだ。月曜日にインタビュー受けた留学ビザは木曜日に書留で届いた。これでほぼ必要な書類は準備出来た。あとは航空券の予約と保険への加入手続きが残っている。 賢浩のクラスにはもう一人アメリカに留学する子がいる。その子は1年間の交換留学で現地校に通う。1年後にまた戻ってきて、11年生からやり直すそうだ。まあ、普通はそうだよね。賢浩のようなケースは稀で、やはりみんなから「なんでわざわざ?」と聞かれるらしい。でもそれと同時に「いいなー。そんなことができて」と羨望の眼差しも向けられるそうだ。 先生からは「退学届を出すように」と言われたそうだ。恵子の時は新しい学校の入学許可書を提出しただけで転校手続きは完了だったが、今回はもう少し複雑になるのだろか? 本人はアメリカに行けることをすごく喜んでいる。友達に羨ましがられるのが気持ちいいらしい。「アメリカに住むってクールだし、あいつら(義姉夫婦)のほうが金持ちだから贅沢な暮らしができる。」と抜け抜けと言い切った。 最近は学校帰りにスーパーでビール(6本パック)とポテトチップスを買ってきて、家で飲みながらテレビを見ている。まゆをしかめたくなる光景なのだが、ドイツでは合法。アメリカでは21歳にならないと飲酒できないらしいので、その点でもアメリカに行くのは彼にとってもいいことかもしれない。 恵子は2週間前から夏休みに入っているのだが、連日大学の図書館に通って試験勉強。来週こちらに戻ってくるが、4日間ぐらいの滞在でまた大学に戻る。8月に試験があるので、夏休みといえども休んでいられない。車の免許を取る時間もバイトをする時間もないなんて、想像できない大学生活。 そんな恵子をみて、賢浩は「そんな生活、どこが楽しいんだろう・・・」とバカにしている。努力は報われるためにするものではないけれど、恵子を見ていると努力する人が報われる世の中であって欲しいと強く願ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年06月18日 10時02分03秒
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