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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2016年07月10日
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カテゴリ:子供
昨日物乞いがうちに来た。
お昼少し前にドアのチャイムが鳴って、ニコちゃんがドアを開けた。「ママ、ちょっと来て」と呼ばれたので玄関に行くと、ドアの前に見知らぬ女性がニコニコ顔で立っていた。後ろに小学生1年生ぐらいの男の子と乳母車の中に1歳ぐらいの幼児がいるのが見えた。女性は私にドイツ語で書かれた紙を差し出した。何が書いてあるのか読まずとも想像できたので、「すみません、こういう形での寄付はしないことにしています。」と紙に目も触れずに断った。彼女は「子供がお腹をすかせています。2ユーロでいいんです。2ユーロください。」と言った。私は「坂を降りたところに教会があります。その裏にカリタス(慈善団体)があります。そこに相談してみてください。」とアドバイスをしたら、「カリタスなんて助けてくれません。2ユーロ今ください。」としつこく食い下がられた。それでも町にある支援団体を教えたら、そばにいたニコちゃんを指差して「あなたにも子供がいる。私にも子供がいる。子供が可哀想だと思わないのか?」と言われた。もちろん一緒に各戸を回らされて可哀想だと思う。それでもお断りしたら、最後には捨て台詞を吐かれた。

誰に聞いてもこういう人たちにはお金を上げてはいけないと言われる。こういう人たちは組織で動いていて、得体が知れない。一度援助すると、「あの家は寄付してくれる」と物乞い仲間に噂が広がり、次から次へと呼び寄せてしまうらしい。
今までうちにある果物などを上げたり、洋服のお下がりなどをあげたことはある。しかし、知り合いからそういうのも良くないと言われた。
昨日我が家に来た女性は明らかに妊婦さんだった。彼女の旦那さんは一体何をしているのかと思った。世の中には人の善意につけ込む人も少なからずいる。彼女は本当に切羽詰まっていたのかもしれないし他の人に命令されて物乞いをしているだけかもしれない。本当のことはわからないけど、幼子を連れた妊婦さんのお願いを断るのは後味が悪く、不快な気分になった。

私達の町にも難民用のアパートがある。彼らはとりあえず衣食住には困っていない。補助金も出ているし、彼らは新しいスマホを持ち、新しい自転車に乗っている。昨日来た人たちはいわゆる「難民」ではないのだろう。ドイツで「住所」を持っていれば生活保護がもらえるはずだ。一体彼らはどういう人達なんだろうか?なんでここにいるんだろうか???

昨日、ニコちゃんは一人で市民プールにでかけた。前日にクラスメートとプールで会おうと約束したのだそうだ。それでプールでアイスとかジュースを買いたいから5ユーロくれ、と言われた。私は「宿題とピアノの練習が終わったらあげる」と言った。それで午前中ニコちゃに「宿題は?ピアノは?」と聞いた。ニコちゃんは「あとでする」と言うので、「そしたら5ユーロもらえないよ」と脅したら、「もうパパからもらった」と言った。夫に問いただしたら「だって友達とプールに行くから必要だって言ったからあげたんだよ。」と言った。私は「全部できたらあげる」という後払い派なのだが、夫は「あげるからやってね」という先払い派。ニコちゃんに先払いしたら絶対に約束を反故されるのに、夫は「そんなことないよ。」とかばう。どっちのやり方が正解なんだろうか?

子供の注意欠陥・多動性障害の特徴は「多動性」「不注意」「衝動性」なのだそうだ。
ニコちゃんの場合、私が特に問題行動だと感じるのは
1.人の話、説明を最後まで聞けない。
いつも説明の途中で「わかった」と言って説明を遮る。しかし本当は理解していないので、できない。
2.字が異常に汚い。
罫線を無視。ノートも1ページ目から順番に書かないで、開いたページに書く。
3.必ず匂いをかぐ
耳の穴に指を突っ込んで指の匂いを嗅いだり、自分の肌を指で掻いた後にその指を嗅ぐ行動は日常茶飯事。鉛筆やノートなどの臭いも確認する。傍から見ているとなんとなく動物っぽく感じる。私の匂いをかぐのも好き。犬にまとわりつかれているみたいで私は嫌。
4.すぐにパニックになる。
宿題やピアノの練習をさせよとするとすぐにヒステリー状態になる。特に間違いを指摘すると→やり直さなければならない→その分自由時間が減る、と連想してしまうようで、極度のパニック状態になる。「深呼吸して」「落ち着いて」「大丈夫だから」何度も声をかけるが、正常に戻らない。
5.興味ないことには5分以上集中できない。
本を読み聞かせても聞いてもらえない。後片付けをさせても、すぐに別のことを始める。
6.怠け者
7.感情の起伏が激しい
8.爪を噛む。洋服を噛む。
9.夜更かし
10.嘘を平気でよくつく
11.物事順序だてて考えることができないし、説明することもできない。

いろいろな文献を読んで、一番救われたは「注意欠陥・多動性障害は先天性のもので、親の躾とは関係ない」という一文。自分のせいでも夫のせいでも本人のせいでもない。ニコちゃんを注意欠陥・多動性障害と認めたくないのだが、限りなく黒に近いことは否定出来ない。

ただ、注意欠陥・多動性障害は自尊心が低く、自己評価が低いというのはニコちゃんに当てはまらないと思う。彼は自尊心がめちゃくちゃ高い。
あと、ニコちゃんに鍵をもたせているのだが、私の心配をよそに、今のところ鍵をなくす、持って出かけるのを忘れるということは起きていない。具体的に自分が困る状況が想像できれば気をつけることができるのかもしれない。諦めずに頑張ろう。とりあえず子供を叱り飛ばすことを今日からやめようと思う。





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最終更新日  2016年07月10日 17時11分17秒
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