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テーマ:小学生ママの日記(28706)
カテゴリ:子供
ようやく精神苦行の2週間が終わった。
来週からはメリちゃんも出勤するし、週3日勤務に戻るし、8月は2週間の休暇もとる予定なのでうれしい。 今週は会社以外でもついていない週だった。 月曜日に蜂に左手の薬指をさされた。日に日に腫れてきて、結婚指輪をはめていたので、指に血が廻らないような状況になった。もともと肉付きがよくなってしまったために指輪を外すことができなかったのだが、蜂に刺された後は、指輪を回すことすらできず、指が赤紫色になってきてしまった。指輪を切ってもらうしかないな、と思っていたのだが、毎日出勤で、医者や貴金属店に行く時間がなく、放置していたら、ふつうに戻った。 水曜日は学年末で子供たちが通信簿をもらってきた。 にこちゃんのはドイツ語3、算数2、英語1 で、それぞれもう1段階低い成績だと思っていたのでほっとした。私が帰ってくるなりにこちゃんは「成績がとてもよかった」と喜んで私に成績を見せた。そこまで喜ぶほどの成績ではないと思うのだけど・・・。賢浩のは、この10年間で一番悪い成績だった。「先生が僕のこと嫌いだから、しょうがない。先生が悪い。あのギムナジウムは年寄りの先生ばっかりで、授業スタイルが何十年もかわらずに、本当に授業がつまらない。」と先生の悪口ばかり。「アメリカの学校の先生がここの学校の先生よりましという保証はないのだよ。」といっても「いや、ここよりはまともなはずだ。」と譲らない。こんな状況だから、このままここにいても成績が上がるはずはない。だから、アメリカに行くのは、やっぱり本人にとって良かったことなのだろう。 水曜日、にこちゃんは学校から泣きながら帰ってきたそうだ。Sくんに蹴っ飛ばされたらしい。Sくん親子は我が家ではブラックリストに入っている。その話をにこちゃんから聞いた賢浩はSくんの家に電話をしたそうだ。Sくんが出て、賢浩はSくんに「なんで僕の弟を蹴っ飛ばしたの?」と聞いたそうだ。S君はすぐにママに代わって「Sはニコを蹴っ飛ばしてないといっているよ。この前Sがニコに蹴られたとこちらがそっちに電話した時も、ニコは蹴っ飛ばしてない、って言ったよね。それと同じだよ。」とママが言ったそうだ。 「子供の喧嘩なんだよ。Sがニコを蹴っ飛ばしたんなら、ニコもやりかえせばいいんだよ。やられたらやりかえす、それが常識だよね。」と賢浩に同意を求めてきたそうだ。 賢浩は「Sはよく我が家に来るが、やめてほしい。」とお願いしたら、「最近は行ってないでしょ。」と言い返されたそうだ。「来ましたよ。僕、証拠の写真撮ってますけど・・」と言ったら、「まあ、1回2回は行ったかもしれない」とトーンダウン。 この話を賢浩から聞いて、びっくりした。 まず、賢浩が相手の家に電話をしたこと。 10年生の兄が3年生の弟の喧嘩に口を出すのはどうなんだろう? にこちゃんの説明では「何にもしてないのに、いきなり蹴飛ばされた」ということで、喧嘩というよりはいじめに近いのだが、その話の信ぴょう性も疑わしい。 次に、賢浩が我が家に来たSくんの証拠写真をとっていたこと。 Sくん家族には「ニコのお兄さんはヤバい奴」と思われただろう。 最後に、Sくんママが「やられたらやりかえせばいい。それが常識」と言ったこと。 やり返したら、絶対に文句の電話がかかってきそうだ。 それに、Sくんは1年生の時に2年生から落第してきたので、本来は1年学年が上。体格もとびぬけてよく、小学校5、6年生と言っても信じてしまうほど大きい。取っ組み合いをしたら、Sくんが断然に有利。 ニコちゃんには「やられたらやり返す、というのはよくない。喧嘩両成敗になる。やられてもやり返すな。Sくんとは1対1で遊ぶな。」とだけ念を押した。まったく男の子のママって大変だなー。 水曜日は、賢浩の学校主催で10年生の子たちのパーティーがあった。 5年生から10年生までクラス替えがない。でも、11年生からは選択科目ごとにクラス分けされる。また10年生修了は「中等教育卒業」にもあたるので、そのパーティー。午後9時から午前3時・・・ほとんどの子が16歳以上だからお酒も解禁。 昨日は小学校からの友人Mくんの誕生会に賢浩は呼ばれていた。普通誕生会というと、賢浩たちの年齢では「午後9時から午前3時まで」というのがスタンダードらしい。しかしMくんの誕生会は「午後7時から11時」で、「子供の誕生会だから、あんまり行きたくないけど、最後だから・・・」などとふざけたことを言ってた。プレゼントとしてお酒を持って行った。 賢浩はなんでも「スタンダード」というけど、本当に最近の若者はみんなこうなのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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