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テーマ:海外生活(7774)
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ドイツ語強化のため週1回スカイプで個人授業を受け、週1回VHSのドイツ語コースに通い始めた。
スカイプでの授業は自分の好きな時間を指定でき、自宅でできるので便利。しかし先生も自宅でスカイプをしているので、くつろぎ過ぎていると感じるときもある。先生は毎回変わり、指定はできない。いままで1回だけ同じ人に2回あたった。その人の1回目の授業の時あまり好印象を持たなかったので、2回めにその先生に当たった時、正直がっかりした。その時先生は風邪をひいていて、口数も少なく、咳き込んでばかりで、こちらも授業を続けさせるのが申し訳ない気持ちになった。病気になるのは責められないけど、こちらはお金を払っているから「今日はもういいです。ゆっくり休んでください」というのもおかしい。あまりにもひどいと思ったので、レッスン後の先生の評価を「1」(最低)にして事務所に報告した。 その後しばらくして事務所から「あなたが1の評価をつけた先生には二度と当たらないようにします。不満をもたれたことを申し訳なく思います。その先生が受け持った2回分の授業を振り替えられるようにしました。」と連絡が来た。月に5回レッスンが受けられるプランに申し込んでいるのだが、そういうことで今月は2回分追加になった。1ヶ月で7回授業を受けるのは結構大変なのだけど、すごく良心的だと思った。 VHSのほうは、クラスの人数が多いので、あまり喋る機会がない。自分から積極的に話せばいいのだが、他の人に圧倒されてしまう。他の人といっても、よく喋るのは2人だけだけど・・・ 休憩時間が15分あるのだけど、なるべくクラスメートに話しかけるようにしている。イスタンブール出身の男性が「土曜日は半日ドイツ語コースで潰れ、日曜日は店が閉まっている。そして月曜日からはまた仕事。ドイツは退屈だ。」というようなことを言った。するとポーランド出身の女性が「私もそう思う。」と同意した。私はポーランド女性に「どうしてこの町に来たの?」と聞いた。「親戚がいたから」とか「知り合いがいたから」というような答えを予想していたのだが、彼女は「就職先がここだったから」と返事した。ポーランドにいるときにエージェントを通じてドイツでの仕事に応募し、ここの仕事を斡旋されたということらしい。「ポーランドでドイツの仕事に応募して、採用されたの?」と素朴な疑問を投げかけたら、そうだと言われた。よくよく話を聞いてみると、彼女は90歳の男性の家で住み込みで働いているという。26歳の彼女が単身で90歳男性の一人暮らしのサポートをするという構図が、なんか異様に思えて、びっくりした。たぶんドイツ人でそういう仕事をしたいという人がいないので、ポーランドから来てもらっているのだろう。それ専用の斡旋業者がいるようだ。彼女は「24時間態勢だから疲れるけど、家賃も食費もかからないから、お金が貯まる。2年の契約期間が終わったら、ドイツで大学に行きたいからC1を勉強しているの。まだ私は若いから、ずっとこの仕事をする気はない。」と言ってた。90歳と言っても元気で、介護というよりは家のことをするお手伝いさんだと言っていた。かなり広い家なので、二人で住んでいても、プライベート空間は確保できているらしい。 ポーランド人にとっては、ドイツに住むいいチャンスだし、お金にもなる。ドイツ人にとっては介護要員が確保できる。双方にとって美味しい話であることは理解できるが、個人的には抵抗がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月09日 06時43分06秒
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