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テーマ:小学生ママの日記(28709)
カテゴリ:子供
ドイツではクリスマスは家族と過ごす人が圧倒的。夕方ミサに出かけ、その後家族揃って自宅でディナーを楽しむ。
我が家はクリスチャンではないから教会に行く習慣はないのだけど、ニコちゃんがなぜかミサで演じる「Krippenspiel」に羊飼い役で出演するので見に行った。恵子は夕方5時ぐらいに帰ってくる予定だったが、電車に乗り遅れたそうで、結局午後8時半頃に着いた。だから夕飯を食べ始めたのは9時からになってしまった。 アメリカにいる賢浩や義姉たちから電話があった。 ニコちゃんは「賢ちゃんは何度もアメリカに行ってるのに、僕はまだ1回も行ったことがないのは不公平だ」「ところでD(義姉)からのプレゼントはいつ届くの?」というようなことを話していた。義姉たちからはスター・ウォーズの光る剣とパジャマをすでにもらっていたので「もうあげたでしょ」と言われた。するとニコちゃんは「えっ、あれがクリスマスプレゼントだったの?」と驚いていた。その後何か話していたのだが、ニコちゃんは急に無口になって、突然泣き始めた。そして自分の部屋に行ってしまった。みんな理解できず唖然としていた。 ニコちゃんの部屋に行き「どうしたの?」と聞いたら、「僕がの伝えたものではなかったので、剣とパジャマがクリスマスプレゼントだとは思わなかった。成績で「1」をとらないと次のプレゼントは買ってもらえない。「1」だったらアメリカに毎年来てもいいって言ったけど、そんな事僕には無理。」と言って、更に泣き出した。にこちゃんはレゴを望んでいたのだけど、すでに我が家にはものすごい数のレゴが有り、ニコちゃんの10帖ほどある部屋はレゴの部品があちこちに転がっていて足の踏み場もないほど。新しのを買っても一度作って壊してしまうと、部品が探せないので、二度と説明書通りに作ることはできない。だから新しいのを買っても意味が無いという理由で夫が勝手に他のニコちゃんが好きそうなものに変えて義姉たちに伝えてしまったのだ。 ニコちゃんがサンタクロース宛に書いた手紙にも「レゴのXXXXをください」と書いてあったので、どうするか迷っていた。でもニコちゃんがあまりにもサンタを信じていたので、仕方なく希望商品を買った。本当に買っておいてよかった。プレゼントが自分が希望したものと違うものだったら、クリスマスの朝が悲惨なことになっていただろう。 25日の朝、サンタからのプレゼントを見つけて大喜び。朝ごはんも食べずに作り始めた。 ニコちゃんはサンタへの手紙のほか、ツリーの下に「プレゼントはここにおいてください」という注意書きまで用意していた。恵子はそれを見て大笑い。「ママたちがもうレゴは買わないっていったから、私はニコちゃんへのプレゼントは別のにしたのに何でレゴにしたの?」と聞いた。それで私は隠し持っていたニコちゃんが書いたサンタへの手紙もみせて「だってニコちゃん、すごく信じているし、毎日サンタさんに、「僕がほしいのはXXXです。僕の住んでいるところはXXXStrasseです。電話番号は・・・・」ってお願いしていたから・・」と話した。恵子は「あーあ、私も小さい時そうすればよかった。そうすれば希望のものが買ってもらえていたんだね」と残念そうにいった。 恵子は「それにしてもニコちゃんはもうすぐ10歳でしょ。一体いつまでサンタさんを信じているのかな?」と言って、ニコちゃんの書いたサンタさんへの手紙も「うけるー」と言いながら写真をとっていた。これも「信じるものは救われる」という例なのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月26日 05時46分04秒
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