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カテゴリ:子供
恵子が9月から交換留学をする。
籍は現在の大学に残したままで、半年間外国の大学で学ぶことができ、単位も加算される。 しかしおもったよりも手続きが大変でびっくりした、 まず大学内での選考がある。 留学したい大学をリストから選び、自分でコンタクトをとり、受け入れ大学での担当教授を決めなくてはいけない。 担当教授からの承諾書と受け入れ大学先の条件(英語力など)をクリアしている証明を添付して選考に応募する。 締切は1月上旬だった。 2月に選考結果がでると、今度は相手先大学の留学枠に応募しなくてはいけない。 締切は2月下旬だった。 相手校の講義は9月下旬から始まる。 恵子の大学では8月が試験期間で、今年は9月1日まで試験があるのだそうだ。 その後自分の誕生日パーティーをスイスで開いて、20日頃に出発する計画を立てていた。 日本に行く途中で香港に立ち寄り、祖父母に会えるように航空券も予約した。 ところが、10日間ほど前に、受け入れ大学から「おめでとうございます。 本校の留学生枠に合格しました。」という連絡があった。「つきましては、下記の書類を5月10日までに提出してください」とあり、「9月11日にオリエンテーションがあります。オリエンテーションに欠席した場合は本学のプログラムに参加できません。9月1日から6日までに来日してください」という細かい指示があった。 予約した航空券がキャンセル不可のものだったので、結果的に高くついた。 必要書類も「毎日実験やオーケストラの練習で時間がない」と未だに揃えていない様子。 オーケストラのコンサートが今日と来週にあるのだそうだ。 実験では単純なミスを繰り返してしまい、落ち込んでいるとも言っていた。 何をするにもギリギリで、本当にヤキモキする。 それにしても不思議なのは、交換留学なのに所属大学と受け入れ大学でそれぞれ選考があること。 所属大学では受け入れ大学を指定して選考に応募する。そこで合格になっても、また受け入れ大学に応募して合否を待つというのが理にかなっていないような気がする。 ところで、ニコちゃんの友達K君が鳥アレルギーで飼いきれなくなったキンカチョウを譲り受けるという話は、結局は断った。200ユーロは想定外の値段だったし、夫がペットを飼うことに大反対だったのも想定外だった。譲りたいと打診された時、私は深く考えもせず「買い取るよ」と申し出てしまったので、断りづらかったが、「そんなに高いとは思っていなかったの。ごめんなさい」と返事した。相手からは「わかったわ」と返事が来たので、この話は終わったと思っていた。 ところが昨日の夜またメールが来た。「Superfreudschaftspreis」(特別友情割引)で130ユーロに値引きするから買って!という内容だった。相手が困っている状況もわかるし、一度「買うよ」と言ってしまった手前、すごく断りづらい。でも130ユーロ出してまで欲しいものではない。私は50ユーロぐらいのつもりで「買うよ」と言ったのだけど、向こうは130ユーロで「Superfreudschaftspreis」と言っているのだから、私とは値段設定に乖離が有りすぎる。 K君は引っ越しして電車通学をしている。現在木曜日に自転車教習が学校であり、自転車を学校に持っていかないといけない。木曜日は午後も授業があるので、その間うちの「車庫の中」に自転車を置かせて欲しいとお願いされた。高価な自転車なので外においておいて盗まれたら困るから、という理由だった。 お願いは自転車のことだけだったのに、何故かK君はいつも木曜日我が家でお昼を食べることになった。しかし私はいないので、夫が昼ごはんを用意する、夫は家で仕事しているので、K君のご飯の面倒まで見きれない、と言った。ニコちゃんに説明しても「うちには入れない、って言ってもKが勝手についてくるんだもん」と困っていた。昨日はどこかでピザを買ってきて我が家の外で食べていたそうだ。見かねた夫が「中に入ってもいいよ」と声をかけたそうだが、私も夫も家にいなかったらどうなるんだろうと心配。そういう子のために学童もあるのに・・・。 最近、K君のママからメッセージが来るのが本当に怖い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月12日 13時38分42秒
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