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先週、今週と有給休暇消化のため休みを取っている。
毎日暑いし、怠惰な生活を送っているので、曜日の感覚が麻痺している。 先週の金曜日に賢浩をチューリッヒ空港に迎えに行った。 チューリッヒに行く途中、道に迷ってしまい、賢浩を待たせてしまう、とすごく焦った。 速度取締のカメラに捕まってしまった。 賢浩はワシントンからミュンヘン経由の便で帰ってきた。 ミュンヘンからチューリッヒまでの飛行時間は1時間弱。 それなのに到着が1時間も遅れた。待ち時間分駐車料金もかさむし、なんだか余計に腹が立った。 しかも、帰りは駐車場を出て、すぐに道が別れているのだが、間違った方向に進んでしまって、Uターンできずにもう一度駐車料金を払う羽目になった。以前は到着出口の前は5分以内なら無料だったはずなのだが、通り抜けをするだけでも5フランかかった。ついていない一日だった。 空港周辺でも迷ってしまい、賢浩に「ナビがついてない車にいまどき乗っている人はいない」とバカにされた。賢浩はアメリカで免許を取り、すでに何度も運転しているそうだ。いちいち私の運転に文句を言い、「ママの運転は本当に下手くそ」と呆れていた。でもアメリカで乗っている車はオートマで、彼はマニュアル車を運転したことがない。「オートマなんてゴーカートに毛が生えた乗り物。子供でも運転できるよ。」と言い返してやった。 日曜日に友人家族を招待した。 彼らは私達にとってドイツで一番古い友人。ドイツに来る前から知っていて、ドイツに来た当初からお世話になっている。友人夫婦には28歳の娘さんが一人いるのだが、彼女のボーイフレンドも一緒に来ることになり、土曜日は買い出しやメニューを考えることで頭がいっぱいだった。夕方携帯を確認したらメッセージが入っていた。ドイツ語コースのグループラインで、「今日、私は少し遅れます。でも欠席するよりは遅刻してでも出席する方がいいですよね。」とポーランド出身のAさんからのメッセージに先生はサムアップの絵文字で返していた。しかしその1時間後に「Aさん、もしまだこちらに向かっていないのなら今日は来なくていいです。誰も来てないので」と返信していた。先週まで3週間ドイツ語コースは休みだった。私の中からすっかりドイツ語コースのことが抜けていた。 日曜日に友人家族が愛犬とともに来てくれた。 友人の娘さんSちゃんは教師の卵。 2年前から研修生(?)として教壇に立っているが、一人前の先生になるのは夏休み明けからだそうだ。昔から数学の先生になりたいと言っていたが、とうとう夢を叶えた。 先生は公務員だが、正式に採用されてすぐに公務員になれるわけではなく、成績によって1年目でなれるか2年目になれるか決まるそうだ。でも3年たてばどんな成績の人でも公務員になり、一生安泰。 ギムナジウムの先生は少なくとも2教科教えることができなければいけないそうだ。 Sちゃんは最初は数学とラテン語を専攻していたが、ラテン語は挫折。地理に科目変更した。その後NWT(自然科学・技術)も専攻し、3つの科目を教えることができる。ドイツ語や英語だけだとなかなか採用されないが、なり手の少ない科目や3つ以上の科目が教えられる先生はかなりの確率で採用される。Sちゃんの実家はStuttgartにあり、チュービンゲン大学通っていたので、そのどちらかの都市での就職を希望したが、それは叶わなかったらしい。それでもわりと近郊の町に配属になり、満足しているようだった。 ギムナジウムの授業は2コマ続けてで、90分単位。Sちゃんはまだ駆け出しなので90分の授業の準備をするのに2時間かかると言っていた。 今は生徒は自分で進路を決められるので、本来ならギムナジウムのレベルでない子もギムナジウムに入ることはできる。そういう子は実際にいるそうで、5ー6年生で様子を見て、それでも無理ならレアルシューレに移れば問題はない、とSちゃんは言っていた。シュタイナー学校の事ついて聞いてみたが、彼女はあまり詳しいことは知らないが、州が定めた教育要綱にのっとたものではないので、将来Abiturを受けたいのならば、断然不利になると言っていた。またシュタイナー学校は数字で成績がつかないし、個人個人に合わせた独特のカリキュラムなので、将来職業訓練を受ける際にも授業ついていくのが大変になるかもしれない、と言った。 またGemeinschaftschule(統合学校)については、コンセプトはとてもいいのに、結局はHauptschuleとかわらない位置づけになっている、と嘆いていた。 昨日のにこちゃんは本当に最低で、友人家族にも「去年会ったときよりも扱いが難しくなっているね」と言われた。賢浩や恵子は学校のことなどでSちゃん達と話が盛り上がるが、にこちゃんは一人蚊帳の外状態でつまらなかったと思う。愛犬も年寄りで、にこちゃんが棒やボールを投げても全然反応してくれなくて、結局他の人の気を引くために他の人が嫌がることばかりする。友人夫婦は「一人だけ年が離れている兄弟にはよくある話。特に上の子が優秀な場合は下の子が劣等感の塊になるのは仕方ない。」とにこちゃんの態度に一定の理解を示していた。 友人達が帰った後、ピンポーンとドアベルがなった。 こんな時間に誰だろう?と思ったら、近所に住むトルコ人だった。 「ラマダンが開けたので、お祝いをしました。おすそ分けです。」と言って、お母様の手作りだというトルコの伝統的なお菓子を持ってきてくれた。ラマダンの時期は毎年変わるので、今年はいつなのか把握していなかった。こんな暑いときに日中水も飲まないで過ごしていたなんてびっくり。 ご近所さんは毎年おすそ分けを持ってきてくれる。普段は挨拶するだけなのだけど、すごくいい人たちで、ドイツに住むトルコ人への偏見が消える。 先週とうとう筆記試験の結果が出た。 口頭試験は3週間後ということもわかった。 20日前にもらった資料に全く目を通していない。 明日からやろうと毎日思いつつこんなに時間が立ってしまった。 これを書き終わってちょっと休憩したら、今度こそは始めよう・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月26日 17時00分12秒
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