|
テーマ:小学生ママの日記(28708)
カテゴリ:子供
クリスマス行事も無事終了。
といっても、我が家の場合訪問者もなければ訪問先もない。 子供も3人のうち二人は海外だから一家揃ってというわけでもない。 今年はニコちゃんは例年参加していた教会で行われるイエス降臨の劇にも参加せず、クリスマスらしいことといったら、プレゼントだけ。 賢浩も恵子もニコちゃんにプレゼントを用意してくれたのだが、賢浩からのプレゼントは数学の問題集。「XX(義姉夫婦)も僕もニコちゃんには遊べるようなものはあげたくないんだよね。でも何かをあげたという事実は欲しいから、本にしようと思ってる。」と事前に打ち明けられていた。「本を買ってあげても読まないと思うよ。それならまだ冬服にしてあげたら?」とアドバイスした。それで義姉夫婦からのプレゼントはトレーナーだった。 恵子からは「ニコちゃんはまだNinjago(Lego)が好きかな?プレゼントはLegoとハリーポッターの英語版のCDにしようと思うけど」と事前に相談された。「Legoはもういらない。ハリーポッターのCDは英語じゃなくてドイツ語にして。学校の先生から英語ではなくてドイツ語で読んでほしいと言われている。」と伝えた。「あとニコちゃんが今一番欲しがっているのは、Triopsという古代生物の飼育セットだよ。」と教えたので、ハリーポッターのドイツ語版とTriopsのスターターセットとDVDをくれた。 私はサンタからのプレゼントとして、スマホでプログラミングできるロボットを23日の仕事帰りに駆け込みで買った。どんな評判かと家に帰ってから検索してみたら、私が買った値段より30ユーロも安く売られていたのでショックだった。 ニコちゃんはTriopsセットに大喜び。10ユーロでこんなに喜んでもらえるなんて・・・ しかし翌朝みつけたサンタからのプレゼントにはがっかりしていた。これは大誤算。 1週間前にニコちゃは「しまった、サンタにお願いの手紙をまだ書いていない!」と言ったのだが何百ユーロもする自転車を欲しがっていて、そんなものを書かれても困るので「いまさら遅いよ。書いても意味がない。」と言ってしまった。 「何が欲しかったの?」と聞いたら、本命は10ユーロ以下のLegoだった。えー、それを知っていたら、わざわざこんなロボット買わなかったのに・・・・ それでもロボットを作り始めたのだが、結局最後はほぼ夫が組み立てるというパターン。もっと簡単に遊べると思っていたのだが、思ったようにいかず、面倒くさくなってしまったようだ。同じスマホを使うなら、もう少し頭を使うことをしてほしいと思って選んだのだが、やはり子供が欲しいものを事前にもっと調査しておくべきだった。 Triopsの飼育セットはなかなかおもしろそうなものだった。付属のプラスチック水槽に水を入れ、卵をいれておくと2-4日間で孵化するらしい。しかし水温を25度前後に保たなくてはいけないので、ランプをつけたり、水槽の底にカイロを貼ったり、ヒーターの上においたりと、色々試みている。 ニコちゃんにとっては初めての「ペット」になるので、すごく喜んでいる。1時間おきぐらいに水槽を見にいって、温度を確認している。 昨夜は夫とニコちゃんは一緒にお風呂に入った後、恵子から貰ったDVDをデザートを食べながら一緒にみていた。 そのうちニコちゃんはソファーで寝てしまったので、夫が2階に運んで、歯を磨かせてから寝かせようとした。そこからが修羅場の始まりで、夫は「これ以上ニコに付き合っていると、また手を上げそうになってしまうから、君に任せた。」と言って、バトンを勝手にわたされた。寝ていたところを起こされて歯を磨けと言われたら、機嫌が悪くなるのはわかる。しかし大暴れするほどのことではないはずだ。ベッドに入ってから、恵子から貰ったハリーポッターのCDを聞きながら寝ようとしたら、ステレオのリモコンが作動せず、そこでまた癇癪。夫がリモコンを修理して使えるようにしたのに、1時間ほどずっと泣き叫んでいた。一生懸命落ち着かせようとしてもエスカレートするばかり。こういう状況になると、やっぱりこの子には薬が必要なのかな、と思う。その反面、普通にしている時は、やっぱり薬なんて・・と思ってしまう。 ニコちゃん本人は「絶対薬なんて飲まない。口に入れられても吐き出す。」と言っている。 「他の学校に転校したり、留年はしない。させたらもう学校に行かない。」といつも言う。 昨日賢浩と話した時は「僕は薬には反対。長い目で見たら最善策ではない。生物の授業でも習ったよ。」と言った。しかし私も夫もほとほと疲れ、あれほど薬には反対だった夫も「やむなし」という考えに変わってきている。それが本人にとってプラスに働くのであれば、舵を切るつもりだ。しかしプラスばかりではないから躊躇している。服用により症状が改善して、いずれは服用しなくても良くなればいいが、そういう例ばかりではない。初めて薬の話になった時は衝撃だった。小児科医は私の話から服用を判断したわけで実際にニコちゃんを観察して下した結論ではなかったので、こんなにさらっと言っていいの?と思った。ニコちゃんを知っている人に聞くと、100人中99人が「薬は必要ないと思う。飲ませないほうがいいと思う。」という。癇癪を起こして手がつけられなくなるのは、たぶん家族といるときだけなんだと思う。ニコちゃんは自分が甘えられると判断した環境でなければ感情をコントロールできるのだとしたら、何が最善策なんだろうか?注意力についてはいつどこにいても同じぐらい低いのは問題だと思う。小児科医との話し合いにはまだ2ヶ月あるので、こちらも十分勉強してから臨みたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|