ドイツでマルチリンガルを育てる

今週はほぼ毎日ニコちゃん事で仕事を早退。家に帰ってきてからも夕飯の支度をしたり、なんだか疲れた。
ニコちゃんの勉強にはノータッチ。本人が「宿題はない」「宿題はもうやった」といったら、それ以上確認はしないことにした。

今日は本来なら１時半までだが、早退の穴を埋めるため昼食も取らずに３時過ぎまで仕事。４時過ぎから成績について各教科の先生との話し合いがあったので、学校に行ったのだが、予定表に私の名前がなかった。学校のホームページからオンラインで予約登録したはずなのに、されていなかったようだ。
だからはそのまま家に帰ったのだが夕飯を作るのが面倒くさくて、実家から送ってもらった「うちのごはん」をつかって野菜料理を２品だした。ニコちゃんはそれをみて「肉がない！」といって、文句を言い始め、昨日の夕飯の付け合わせにした冷凍コロッケの残りを冷蔵庫から出してきて勝手に食べ始めた。せっかくアツアツの野菜料理と炊きたての御飯が目の前にあるのにコロッケを食べるなんて頭にきた。「毎日肉を食べる必要はない。たまには野菜もたっぷり食べたほうがいい。コロッケではなく、ご飯とおかずをたべなさい」と注意すると、コロッケを握りつぶしてわめき始めた。「食べ物で遊んではいけない」と注意したが、火に油を注ぐことになり、更に泣きわめく。もう本当にやってられないと思った。今週は校長との話し合いの後、結構いい子になってきたと思っていたのに、やっぱり治んないんだなと思った。夫は「注意すれば、ニコは更にエスカレートすることはわかっているじゃないか。なんでいつも同じ失敗を繰り返すのか？お互いに距離をおきなさい。」という。ニコちゃんの性格をわかっているのに、いつもすぐにニコちゃんを頭ごなしに注意するのが悪いというのだ。本人が気づくまでほっておけ、というのが夫の意見。でもほっておけることとほっておけないことがある。

家にいるより会社にいるほうが楽しい。
職場ではみんなでお金を集めて誕生日の人にプレゼントを送っている。
先週同僚に「もうすぐ誕生日だよね。プレゼントは何がいい？」と聞かれた。
この前誕生日だった人は特別なカレンダーとマッサージのGutscheinが欲しいと希望していた。私はKさんと誕生日が同じなのだが。Kさんは「ガソリンスタンドで使える商品券が欲しい」と言っていた。商品券というリクエストが多くて、用意する方もそれが一番簡単。私も普段は自分で買わないような店の商品券をリクエストした。
ドイツではお誕生日の人がケーキとかを職場に持っていく。私はケーキではなく日本から送ってもらった小袋入りのスナックとお寿司を持っていこうかな、と思っている。

そろそろカーニバルの季節でも有り、２月８日は仮装をして出勤するすることになっている。
この事務所では毎年共通テーマを決めて、それぞれがテーマに沿った仮装をしてくる。今年は「フラワーパワー　ヒッピー」になった。
どんな格好をしていいのかわからないと言っていたら、「私のお友達に借りてあげるわ」と同僚の一人が言ってくれた。とりあえず自分では長い髪のかつらをかった。今まで自分自身は仮装なんてしたことがなかったので、仮装して出勤するのが恥ずかしいと思ってしまう。ここは振り切ってドイツ人のようにお祭りを楽しめる自分になりたいけど、私にできるだろうか・・・

ニコちゃんの学校でも木曜日は仮装して行ってもいいことになっている。イベントがあるので、５年生の保護者はボランティアでネズミの形のパンを焼くことになっている。普段何も学校に貢献していないので、こういう時は協力をしようと手を上げた。

仕事も売上税申告の締切の関係で来週が一番忙しい。月曜日には保護者会もあるし、２月はもともと短い月だけど、月末までいろいろな予定が詰まっていて、あっという間に終わってしまいそうな予感。