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テーマ:小学生ママの日記(28707)
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先日「留年」決定という内容で書いたが、勘違いだった。
よく読んで見ると、「6年生に進級できるがほぼすべての科目で「4」というはかばかしくない成績なので転校することを勧める」と書かれてあった。 ニコチャンの担任は「ギムナジウムで5年生に留年すべきだ」という意見だったが、成績会議でニコの進級が決まってしまった。しかしこのままでは6年生になったところで授業についていけないだろうということを心配しているのだ。 今日、私の職場の近くのRealschuleの校長にアポをとって話をした。そこの学校はかなりモダンで、全日制。(私たちの地元の学校は半日制) まず最初に言われたとこは、「なんでこの街の学校?あなたの住んでいる街にもRealschuleがありますよね?それにギムナジウムからの手紙には「XX町」の学校を上げてますよ。」と言われた。自分の職場から近くて便利だから、と説明したが、「あいにく6年生には空きがないです。」とあっさり断られた。「じゃあ、5年生のクラスはどうですか?」と食い下がったが、「なんで5年生のクラスに入れたいんですか?6年生に進級できると書いてありますよ。どっちにしろ空きはありません。」と断られた。話し合いは5分で終わってしまった。 地元のReakschuleには空きがあると言われた。バイリンガルコースに入れたいと言うと「その成績でバイリンガルコースは負担が大きいですからやめたほうがいいです。」と言われてしまった。「家では英語を話していますし、むしろバイリンガルコースのほうが有利だと思います」と伝えても「じゃあ、なんで英語の成績が3なんですか?」と指摘された。 夫の同僚は「ニコにはギムナジウムの6年生に進級する権利がある。ギムナジウムはニコを追い出すことはできない。新しい学校にいけと言うなら、ギムナジウムが次の受け入れ先を探すべきで、親が各学校に電話をして受け入れをお願いすることではない。」といったそうだ。子供には学校に通う権利(義務)があり、それは何人たりとも冒してはいけない。成績が悪ければ留年することになる。次の年も変わらなければ、2年続けて留年することはできないので、その時点で初めて放校になる。 夫は「親ではなく子供自身が学校を決めるべきだ。君がこの学校にしなさいと命令するのはよくない。」と私を批判する。夫はこの期に及んでも「ギムナジウムの先生がニコを学校から追い出そうとしている。ひどい話だ。」と憤っている。夫はニコが5年生としてギムナジウムに残るのは可能ですか?というようなメールを先生に送った。 夕方担任が電話をくれた。「ご主人は誤解しているようですが、私達は決してニコを追い出そうとしているのではないのです。」と言った。「ただギムナジウムに残ることはニコのためにならないと思っています。5年生を自主的に繰り返すことは可能ですが、勧めません。自主的だろうが強制的だろうが、留年したという記録は残ります。もし、6年生、7年生になったときにまた留年することになったとしたら、そのときは転校を余儀なくされます。結果的にギムナジウムにもレアルシューレにもいることができなくなってしまう危険があります。」 「ニコには統合学校(Realschule+Hauptschule)を勧めます。RealschuleはGymnasiumよりゆっくり授業が進みますが基本的には同じです。統合学校はまったく授業の進め方が異なります。ニコの問題は頭脳ではなく、集中力なんです。物事を順序立てて考えることができません。統合学校のほうがニコへのケアが行き届くと思います。将来的にAbiturを受けることも可能です。」 「新しい学校を見つけて申し込むのは保護者の仕事で学校の仕事ではありません。」 「今週いっぱいでどの学校も受付業務を終えてしまうので、早めに申し込むことを勧めます。」 ・・・・ 先生と話したあと、夫に電話をした。夫は「なんで学校はそんなにニコを追い出したがるんだ?」と憤った。夫はニコに「お前はどこの学校にいたいんだ?ギムナジウムだろ?」と聞いた。ニコは「今は違う。Realschuleに行きたい」といった。すると「なんで考えが変わったんだ?ママに言われたからか?」と問い詰めた。 夫とは考え方が違いすぎて話し合いにならない。 統合学校も全日制で悪いとは思わない。 問題は、精神科医に「統合学校はゆるすぎてニコのような怠け者には合わない。」と言われたことと、うちから電車とバスを乗り継いでいくことになること。しかも私の仕事場と反対方向。途中まで送っていくことはできない。本人も乗り気ではない。もう本当に時間がない。何がニコちゃんにとってベストなんだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月24日 04時03分23秒
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