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テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:子供
上の子二人の引っ越しやにこちゃんの新しい学校への対応などで忙しい9月だった。
先日にこちゃんのクラスの保護者会に参加した。 初めに5年生から7年生の共同保護者会があり、その後各クラスごとに分かれて連絡事項などを聞いた。 5-7年生共同の集会では、まず校長が挨拶をした。 「皆さんの中で自分自身もRealschuleに通っていたという人は手を挙げてください」といった。 3分の2以上の人が手を挙げた。たぶんギムナジウムで同じ質問をしたら、やはり同じような確率で保護者はギムナジウム出身になるのだと思う。 次に校長が「この学校が母校だという人はいますか?」と聞いたら、3分の1ぐらいの保護者が手を挙げた。ギムナジウムで同じ質問をしても同じような確率になるのかはわからない。でもここは田舎なので、ここで生まれてここで就職してここで結婚して死ぬまでこの土地にいる・・・という人は結構いる。 次に校長は「スマートフォンを持っていない人はいますか?」と聞いた。二人の保護者が手を挙げた。はからずも拍手が起こった。校長は「ほとんどの人がスマートフォンを持っていますね。みなさんFlugzeug-Modus(オフラインモード)の設定の仕方を知っていますか?」と聞いた。全員の保護者が手を挙げた。 「みなさんが知っていてよかったです。ぜひ今そのように設定してください。」と校長が言った。話の持っていき方がすごくうまいなーと感心した。 その後クラスに行き、個別の保護者会になった。 教室がギムナジウムに比べて小さいと感じた。教室の中に一人一人自分のものを保管できる棚があったのだが、にこちゃんの棚だけがなかった。にこちゃんは入学式当日に申し込んだので、にこちゃんの場所だけ事前に用意することができなかったらしい。 この学校にはオンラインで学校の様子が確認できるデジタルブログがある。一人ひとりログインできるはずなのに、私は何度やってもできなかった。学校側に確認したら「情報を入力するのを忘れていました。今日中にログインできるように修正します」と言われた。新5年生はふつう4月に申し込んでいる。にこちゃんの場合はぎりぎり申し込んだので、いろいろな体制が不備なままスタートしてしまった。 昨日ようやくログインできた。 最初に飛び込んできたのは「9月26日 ニコは数学の宿題を忘れた」という情報だった。 その宿題は一緒ににこちゃんとしたはずだったので驚いた。 問題4.5.6.7が宿題だったのだが、にこちゃんは、「6は宿題ではないのでしなくていい」といったので、させようとしたが本人が拒否した。しかしブログでは宿題の範囲といつまで提出かということもすべて書かれており、確認したら6も範囲になっていた。もう少し前からログインできていたらこんなミスはなかったはず。保護者会で数学の先生が「宿題は1つ忘れた、2つ忘れたなどをいちいち細かくチェックしていると時間がかかるので不完全な子供はやっていないとしてカウントします」と言っていたので仕方ない。ブログには来週の火曜日に英語の単語テストがあり、範囲も書いてあった。にこちゃんに確認したら「単語テストをするって言ってたけど、いつあるのかわかんないし範囲も知らない」といった。しかし、たぶん先生は授業中告知したはずだ。ブログがあって本当に助かると思った。 毎日夕飯時ににこちゃんにその日にあったことを聞く。 にこちゃんは「今日学級委員を選んだ。僕も立候補したけど選ばれなかった。でも4票とれた。」といった。にこちゃんは面倒くさいことが嫌いだし、人前にたつのも好きではないのに、毎年学級委員に立候補しては落選している。そこが理解できない。「立候補した後、やっぱり僕は学級委員にむいていないと思って、自分自身は別の子に投票した。1票しか取れない子もいたのに、僕は4票もとった。誰が僕に入れてくれたんだろう?」といった。 にこちゃんの話は「こうなりたい自分」を想像して話していることが多い。だから4票とれたという話も本当かどうか疑わしい。「ほとんどの子がニコちゃんのことを知らないのに4票もとれてすごいね。がんばったら、来年はもっととれるかもよ。」と伝えた。 にこちゃんはあいかわらず薬を飲むことを拒否し、ラジカセのスピーカー部分に歯磨き粉を塗りたくる(大音響で聞くと音波?振動?でミントのにおいが部屋に充満するからという馬鹿な理由)など信じられない行動が多いのだが、さすがに5年生の問題は今のところは簡単で、宿題にもそれほど時間がかからない。授業数科目数もギムナジウムに比べて少ない。それにブログのおかげで私も学校のことが把握できるので、お互いストレスは軽減した。 10月にはいると小テストがあったり徐々に本格的な授業になっていく。 最初の半年は勉強しなくてもそこそこの成績は取れると思う。しかしここでしっかり勉強する習慣をつけておかないとあとあと困ると思う。休み時間は小学校の同級生つまり現6年生の子と遊ぶことが多いらしい。クラスにはまだまだ仲良しと呼べる子がいないのは残念だが、それなりに楽しく通っていてくれるようにみえるのでまずはホッとした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月07日 15時26分15秒
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