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テーマ:小学生ママの日記(28704)
カテゴリ:子供
昨日は一日雨、今日は一日雪。水分の多い雪で降り続いている割にはほとんど積もっていない。
今日から冬時間になり、日本との時差は8時間になった。どんどん日が短くなる。 にこちゃんは昨日から1週間の秋休みに入った。 入学してから6週間半たった。 当初は薬の力を借りて学校生活に適応させようとしていたのだが、薬は飲んだふりだけして廃棄していたことが発覚した。心療内科医から「これ以上投薬を試みるのは薬の無駄。とりあえず何もしないで様子を見ましょう。」と言われ、また振出しに戻ってしまった。ただ授業内容はそれほど難しくなく、宿題やテスト日程などもすべてネットでチェックすることができるので、宿題を忘れたのは6週間半で2回、忘れ物も1回だけで、その点は劇的に改善された。 テストは英語の単語テストが2回、数学の小テストが1回と本テストが1回。英語の単語テストの2回目は満点で「1」の成績だった。ギムナジウムの時も英単語テストでは「1-」を2回ほどとったことはあるが、「1」は一度もなかった。にこちゃんの「1」のテスト結果をみるなんて何年ぶりだろう。テストも事前に範囲をネットでチェックできるので、にこちゃんが授業中聞いていなくても、家で勉強させることができる。このシステムがギムナジウムにもあったらあれほどひどい結果にならなかったのではないかと思うが、きっとギムナジウムの生徒には自己管理能力も求められているのだろう。 にこちゃんのクラスで先日席替えがあり、一番前の壁際の席になったそうだ。隣はG君。G君とは幼稚園の時3年間同じクラスでとても仲良しだった。しかし当時からG君の母親にニコちゃんも私も露骨に無視されていた。誕生会に招待しても「医者の予約がある」という理由で断られた。ほかにも幼稚園後に二人が遊びたがっても、無視して連れて帰るような感じだった。嫌われる理由が全く分からなかったが、相手を刺激しないように極力顔を合わさないようにしていた。 小学校では学年が違ったので接点はほぼなかったのだが、今回また同じクラスになってしまった。 きっとG君のお母さんも「なんでニコがこのクラスにいるの?」と思ったことだろう。 G君はにこちゃんに「僕のママは君のことがあんまり好きではないんだよね。」とはっきり言ったそうだ。秋休み明けに1泊2日でチームワーク強化合宿がある。車で30分ほどの所なのだが、行きはバスだが、帰りは保護者が宿泊先まで迎えに行かなければならない。ただ一人ひとり迎えに行くのではなく、平日の昼過ぎに車で迎えに行くことが可能な保護者6人ほどが代表で子供を学校まで連れてくることになった。にこちゃんはG君のお母さんの車に割り振られた。にこちゃんからその表を渡されたとき、私は「よりによってなんでG君のお母さんなんだろう・・・」と正直思ってしまった。案の定翌日G君が「僕のママは君を同乗させないといけないと知ってすごく怒っていたよ。」と言ったそうだ。嫌いな子を同乗させないといけないのは腹が立つことだろうけど、それを自分の子供に言うG君母と母親の言葉をそのままにこちゃんに伝えるG君。 G君はよく授業中ににこちゃんに話しかけてくるそうで、先日先生から注意され、罰を与えられたそうだ。たぶんネットでG君の親はそのことを確認しているはず。もちろん親はG君になぜStarfarbeitを課せられたのか理由を聞くだろう。そして「やっぱりニコが隣に座っているからうちの子の態度がおかしくなる。まったくあの子と関わるとろくなことがない。」と憤慨している姿が用意に想像できる。 問題はにこちゃんはG君のことが好きで、一緒に遊びたいと思っており、たぶんG君もにこちゃんのことを嫌っていないこと。私が「G君のお母さんを刺激するのはよくないから、学校以外でG君と遊ばないほうがいいし、なるべくG君と同じグループになるのを避けたほうがいい。」というと、「なんでそんなことしないといけないの?G君のお母さんが僕のことを嫌いなのは知っているけど、それと僕とG君の仲は関係ないでしょ?僕電話して秋休み中に遊べるかどうか聞いてみる。」ととんでもないことを言ってくる。 私にはここまで嫌われる理由が本当にわからない。今まで5年間接点はなかったし、そもそも幼稚園の時も、家に遊びに行ったり来たりという交流は全くなかった。幼稚園でにこちゃんがG君に意地悪をしたという話も聞いたことがない。しいて言えば、私たちが「アジア人」だからということしか考えつかない。 そしてそういう理由でここまで露骨に嫌われたことは今まで経験したことがないので戸惑う。 今後クラス替えはないので、このままいけば10年生まで同じクラス。今後もクラスの行事や保護者会で顔を合わすかと思うと憂鬱で仕方ない。今のうちに先生になるべくにこちゃんとG君を遠ざけてくれるように頼んでおいたほうがいいのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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