あっという間に1月半ば。
いったんブログを書く習慣がなくなると、書くのがどんどん面倒くさくなってきて、1か月以上間隔があいてしまった。忙しかったこともあるのだが、特に書きたいネタもなかった。
「理不尽だなー」とか「そんなバカな・・・」とか「どうしよう・・」とか「知らなかった」という体験をしたときに、誰かに話したくなって、それがブログを書く動機になっていた。
今日書こうと思ったのは、知らなかった・・・という出来事があったから。
9月末から賢浩は某都市(ドイツ国内)で学生生活を送っている。運よく学生寮に入居できた。ひとつのフラットを3人の学生でシェアをしている。ベッドと机だけはあったが、電灯とかソファーや洋服ダンスは現地で買いそろえた。台所とバスルームは3人の共同。
先日賢浩は受信料の請求書を受け取ったそうだ。
日本ではNHKに受信料を払うが、ドイツでも同じような仕組みがある。日本の場合は「私はNHKをみません」と言えば受信料を払わなくてもいいそうだが、ドイツでは必ず払わなくてはいけない。テレビやラジオを持っていないことも支払い拒否の理由にはならない。今はスマホやPCでもテレビを見ることができるからだ。学生寮とはいえ親と別世帯であり、各フラットの住人には18歳を過ぎていれば支払い義務が生じる。ただし個人個人にではなく、住居ごとに請求される。ひと月17,50ユーロ。賢浩の場合は3人で一つのフラットをシェアしているので、本来なら17.50ユーロの3分の1の負担になる。ところが賢浩を除くあとの二人はBAföGと呼ばれる奨学金をもらっている。この奨学金を受け取っている学生は受信料負担が免除される。つまり賢浩のフラットでは、賢浩のみ支払い義務があるので、一人で全額支払わなくてはいけない、ということが判明した。これってすごく不公平だと思った。なんで3分の1ではなく100パーセント負担になるのか?
すごく理不尽だなーと思って、どうにもならない怒りをここに書いて鎮めているところだ。