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テーマ:海外生活(7774)
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ドイツ語のオンラインコースを始めて1週間がたった。
好きな時間に自宅で(もしくはネット環境にある場所ならどこでも)勉強可能という触れ込み。 しかし自分の都合のいい時間帯にコースがなかったり、すでに満席であったり、興味がないテーマだったりで、思ったより自由度が低かった。 先生はその都度変わる。 みんなドイツ人であるが、今まで出会った先生の中でドイツ国内に現在住んでいる人は皆無で。中南米に住んでいる人が多かった。 コースは5人が定員。5人もいるとなかなか順番が回ってこない。先生の発言はクリアに聞こえるが、ほかの生徒の発言がよく聞こえなかったり、エコーがひどくてイライラするときもある。生徒も世界各国に住んでいる人たちなので、ネット環境も様々なのだろう。 先日の授業は生徒が私一人だった。 先生は中米に住んでいると言った。ドイツ語、スペイン語、地理の教員資格があるそうだ。 「私はどこでも働けるから、夫がドイツにいるより、私が彼の故郷で生活するほうが問題が少ない。」と話してくれた。 その日のテーマは有名人についてだった。 興味のある有名人は誰か?と聞かれ、「最近サッカー選手に興味を持ち始めた。」と答えた。 先生は「ドイツでは人気スポーツだからね。」と言ったので、「いやブンデスリーガにはあんまり興味がないんです。キリアン君に興味があるんです。」と答えた。先生は「私もブンデスリーガにはまったく興味がないわ。彼らはボールを蹴っているだけなのに、自分が特殊な人間だと勘違いしている。サッカー選手からはすごく傲慢な印象を受ける。あんなに稼ぐのも理解できない。」と言った。 有名人であることの長所と短所という話になった。 私は「キリアン君は、長所は自分の名声を慈善事業に役立ていることができること。短所は例えば暑い日にアイスを買いに行くというような普通のことができないこと。アイスを一口食べる前に500人に囲まれてしまうと言ってました。」と答えた。とにかくすべての話題に「キリアン君が言っていたのですが・・」という枕詞をつけて話していたので、先生も笑っていた。先生は「長所はものすごくお金が稼げること。短所はわずかなことで集中砲火的に批判されること。」なども挙げられると付け加えた。 私があんまりにもキリアン君に絡めた話ばかりしたせいか、先生は「ドイツ人で興味ある人はいないの?」と質問してきた。「いません。」と答えると、「ハイディ・クルムって知っている?」と聞かれた。知っていると答えると、「私はあの人が大嫌い。あの声や態度に身の毛がよだつわ。あんな年の離れた婚約者がいて、ちょっとどうかと思うわよね。」と私に同意を求めてきた。私は「別に何とも思いません。好きでも嫌いでもなく、興味がないです。ドイツではよく話題に上がる人なので、ドイツ人はよっぽど彼女のことに興味があるんだなーって思っているだけです。」と正直に伝えた。 もちろんこんな雑談ばかりしているのではなく、ちゃんと文法や新しい言い回しも習った。 とても楽しい授業だった。 いつもそうだといいのだけど、1時間無駄にしたなーと思える授業の時もある。 とりあえず私だったらほかの人にお勧めしない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月02日 00時16分25秒
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