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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2019年07月11日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ニコちゃんは何をしても長続きしない。
現在の習い事は卓球とピアノ。
卓球は2、3年前に始めた。友達と一緒だったので、始めた当初は遊び感覚で楽しく卓球の練習をしていたようだが、最近は行くふりをして実際はその時間別の場所で友達と遊んでいるようだ。
夫が体育館のそばを通った時に何回か中をのぞいたらいつもニコはいなかったそうだ。本人に聞くと、たまたまトイレに行っていた、などと言い訳をする。

ピアノは小1から続けているのに、まともに音符も読めない状態で、本人もやる気がないし、ここ何年かはなんで続けているのか不思議な状態だった。嫌ならやめてもいいと何度も伝えているが、「ママが辞めろというならやめるよ。」という言い方をする。自分は続けたいが、ママが辞めることを強制する・・というのだ。だから続けたいならどうぞ、でも練習もしてね、と何度も言ってある。もちろん自主的に練習することなどない。

今週、ニコがピアノのレッスンに出かけたが、「先生がいなかった。10分待ったけど来なかったから帰ってきた。」と家にいた夫に伝えたそうだ。夫はすぐにピアノの先生に電話をしたがつながらなかった。留守電にメッセージだけを残した。

翌日の夕方、先生から電話があった。
夫が電話を取ったのに、なぜか「ちょっと待ってください」といって、私に受話器を渡した。
私は「ニコが今週ピアノのレッスンがなかったと言ってましたが・・・」というと、先生は「なかったわけではないです。途中に工事をしている場所があり、迂回をせざるを得ず、到着が1-2分遅れました。でももうニコはいませんでした。ニコは早く来すぎたのではないですか?普段私は早めに教室にきますが、今回だけは遅れてしまいました。その日はニコが最初の生徒だったので、まだだれもおらずにかえってしまったのでししょうが、5分ぐらいは待っていてほしかった。」と言った。私は「ニコは10分待ったと言ってましたが、本人は時計を持ち歩いていないので、正確には何時から何時まで待ったのかはわかりません。」というと、「これからはニコに時計を持たせてください。遅れてもせめて5分は待ってほしい。」となんだか私たちに非があるような口ぶりだった。「わかりました。」と返事をして私は穏やかに電話を切った。
夫に先生の事情を説明すると、「でも遅れたのは先生なのだから、振替レッスンはいつになるか聞いた?」と言われた。「先生は1分しか遅れていないっていうし、ニコだってあんまりやる気がないから、別に振替してもらわなくてもいいんじゃない?もうすぐ夏休みになってしまうし・・」というと、「なぜ当然の権利を主張しないのか?」と夫が怒り出した。それならなぜ私に電話対応をさせたのか腹が立ってきて、「そんなら最初から自分が対応しろ。」と怒鳴ったしまった。
夫は先生に電話をかけたようだが、先生は「1分しか遅れていない」という主張を曲げなかったそうだ。「ニコを教えるのは難しい」とも言ったそうだ。
夫は先生と話をして、先生はニコに教えるのがあまり好きではないと感じたらしい。「それなら続ける意味がないですね」というと、先生は「やめるなら、夏休み前に決断を伝えてほしい」といったそうだ。

ピアノまで辞めたら、本当に続けているものが何もなくなってしまう。
やめてしまったら、二度とピアノに触ることもなくなってしまうかもしれない。
これ以上続けさせることはだれにとってもメリットがないことだけど、でもとても残念な気持ちだ。





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最終更新日  2019年07月11日 02時20分55秒
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