かすみ草 の原っぱ

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• 子どもたちの決断

  ある据え置き型家庭用ゲーム機が欲しくて自分たちで買おうと夏ごろから、わずかなお小遣いをためていた兄妹。付属品やゲームソフトも合わせると、数万円かかるらしい。年明けに買う予定で、毎月買っていた漫画を我慢したり、友達のショッピングに付き合う時もお金を持って行かなかったり、かなり頑張っていた。金銭的な援助もこっそり考えてはいたが、せっかく二人で相談し決めて実行していたので、買う時まで内緒にしておくつもりだった。一年の終わりが近づき、ふと、本当にそれが欲しいのかと再度考えてみたらしい。そんなに欲しくなくなってきた。別になくてもいい。数か月努力して、本当に欲しいものかどうか、要るものかどうか、我慢の代償に見合うものかどうか、じっくり考えることができたのだろう。数日後、結論が出た。ゲーム機は買わないことにした、と。これで、友達とのクリスマス会のプレゼントが買える。これで、我慢していた漫画が買える。しかし、その漫画はほんとに欲しい？買うべき？この数カ月で、ひとつの貴重な体験ができたんだなぁと、ただ横で見ていた親は、思う。お金は使ってこそ活きる。使い方は一生学んでいける。どう使えばよいか、考える。私自身も。

  2010.12.18

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• 走るのは？！

  娘との会話。「英語で何月って全部覚えてるよ~。｣「1月は？」「January]「9月は？」「September」「12月は？」「December。日本語も知ってるよ。5月はさつきでしょ。12月は網走！！」「・・・それ、師走。」漢字の感じで覚えてたかな～～？！？！夜になって、思いだし笑い。夜が明けても、思いだして笑える。

  2010.12.06

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• 話のタネ

  昨夜は年に一度、家族を置いての外泊でした。超特急も含めて3時間以上東の方で。昼過ぎに一度家に電話をしたら、元気な子どもたちの声。慣れないカレー作りを頼んだけれど、大丈夫そう。「お肉全部入れていいの？」冷蔵庫に入れてあるお肉はそんなにたくさんなかったと思うけど？「いいよ、全部入れて。」夕方遅くまた電話をしたら「話のタネがあるの！」と娘。なんだろ？「ところで、ご飯も炊けた？」「それ、話のタネって！カレー作ってたらご飯炊くの忘れてた。今炊いているところ。」ははは。夕食の支度はなんとかできたようだ。包丁と火の元もOK。帰宅後「お帰り~」とお茶をいれてくれた。冷蔵庫を見ると、買ってあったお肉(牛肉)がそのまま残っている。「あれ？？何でお肉あるの？」「冷凍庫から出して使ったよ。」「え、あれ豚肉だし、多くなかった？！そうか、だから昨日電話で訊いたのか！」行く前に書置きしたメモを確認したら、ちゃんと"冷蔵庫"って書いてあるじゃん。読んでなかったな~~！まあいいや。お肉たっぷりで豚肉の旨みも出てさぞかしおいしかったろう。ちょっとしか残っていなかったよ。お留守番ご苦労さん。そして、出張研修を応援してくれてありがとう。毎度留守番には話のタネがついてくる。

  2010.11.26

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• 血のぬくもり

  指先がじわりと温かく包まれる。波打つように湧き出る深紅の血潮。血って、こんなにも温かい。血は命。そのようなことを体感した時。ポケットの中をまさぐっていて、ずぶっと嫌な感触。そういえば、中にカッターナイフを入れていたけ。マズい！と瞬時に感じて取りだした指先から赤いものが滴る。次の瞬間ティッシュペーパーを重ねて、圧迫。30分たっても手を離すと湧き出す。マズいな・・・このままでは止血しそうにない。手を緩めると指先が血のぬくもりで温かくなる。不思議なことに痛みは感じない。周りの人に見てもらったり手助けしてもらい、結局外科で縫ってもらった。いやはや、仕事中に大迷惑。忙しい時でなくてよかった。外科でも待ち時間なく処置してもらえてよかった。思いがけない、血のぬくもり。感謝。

  2010.11.17

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• 小さな　小さな　小さな

  自転車で仕事場に向かう途中、地図を手にした方に呼び止められた。駅から歩いてきたけれど、目的地に行く道がわからなくなったと言う。地図を見て、じっくり現在地と目的地を確認し、行き過ぎていることがわかった。迷ってしまった方に、できるだけ分かりやすくて近そうな道を教える。お急ぎのところ足止めしてすみません、お気をつけて、と言葉を交わしてそれぞれの目的地へ。すぐにわかって無事に着きますように。こんな小さなことで、あんなにも喜んでいただけた。こんな小さな親切で、私にも喜びが注がれた。こんな小さな存在でも、誰かの役に立てた。なんとなく元気のでない日々に、さっと差し込んだ一筋の光のように感じられた。目の前の誰かの必要に応えることが、こんなに素晴らしい気分をもたらしたなんて。何かを思い出させてくれたような、日常のほんの小さなできごと。

  2010.11.11

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• わが家の冬の風物詩

  今年も始まりました。冬、こたつ支度をすませると、真中にみかんの入ったかごが置かれ、セッティング完了。子どもたちが座り込み、やにわトランプを二つに分け、始まった賭けごと。みかんポーカー！みかんをひと袋ずつ賭けてやるポーカー。時には"２みかん！！"の声も。途中で口にも入るので、最終的に誰が勝ったのかよくわからない。それでもやたら盛り上がる。今夜も"勝負！"　"１みかん！"の声が聞こえてくるかな。

  2010.11.04

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• うちの宝

  ジャガイモの皮を剥いていたら、娘が「これって、ビューラーで剥くんでしょ！？｣「それ"ピーラー"。」爆笑！！！「似てるじゃん」と娘。似てないよ～～！笑いが止まらない。シチューを作りながら。あなたはうちの宝だ！

  2010.10.20

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• ダンスカーニバル

  ひょんなことから、さまざまなジャンルのダンスを一同に観る機会があった。ジャズダンス、コンテンポラリーバレエ、ヒップホップ、タップ、ブレイクダンス、ベリーダンス・・・。なめらかで繊細な動き、緻密な機械的な動き・・・。人の肉体、体の動きの美しさが極限まで鍛えられ、引き出され、謳歌されている。ライトに照らされ、目の前で繰り広げられる動きが、幻想のように感じられる。人の肉体は、こんなにも美しく、こんなにも多様な動きができるように造られている。ひととき、御手によって造られ、息を吹き込まれたものの素晴らしさに、しっとり浸る。

  2010.10.09

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• 朝に　夕に

  朝。今朝、お弁当を作る力を下さい、と祈りつつ起床。お弁当を準備でき、家族を送りだすことができたことに　感謝する。夕。今夕、晩御飯を支度する力をくださいと、祈りつつ台所に立つ。支度が整い、食卓を囲むことができたことに、感謝する。最近の、毎日。

  2010.10.08

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• 久々に家に帰ったような♪

  家出をしていたわけではありません。心のふるさとと言う方がいいかな。何ヶ月ぶりか、あるいは数年ぶりの方もいたかも。久々に、子どもの幼稚園時代の母友達に会った。幼稚園の数年間、共に送り迎えし、語り合い、励まし合った友たち。私のかすかな記憶を呼び起させ、イエスさまとの再会、その愛を感じさせてくれた友。それぞれ、仕事やスケジュールを調整しての参加。祈り、学び、思いめぐらせ、分かち合い・・・そしてお喋り、ランチ、デザート。ほんの数日前に誘われたのが、月に1日あるかないかの(平日の)空いている日。なんと！目を上げつつ、ほんわかとするひと時。私が参加したのは久々だから、私ばっかり喋っちゃった。思春期のややこしい子どもを持ち、共に戦い、葛藤しながらも子どもを愛する仲間のいることがなんて心強いことか。自分の思春期を振り返り、またエリとサムエルに学ぶ。この時と機会の絶妙のタイミングに、驚くばかりの恵みを思う。元気が出たよ。力が湧いてきたよ。おいしかったよ。

  2010.09.29

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• 限界を感じる時

  先日の講演会の最後に講師の方への質問があった。「限界を感じられることはありますか。」それに対して。「そんな風に思うのは、自分の調子がよくない時です。そんなときは、やらなければならないことを、ただやっていくのです。」誰でも、しんどく思う時、辛くなる時がある。それでも、やらなくてはならないことを、ただやり続けること。その原動力は、与えられた使命としての目的を持ち続けることにあるのだろう。

  2010.09.28

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• 生きる

  極限の状態にある人の人生に寄り添う働きをしている方の言葉には力がある。軽やかな口調、可笑しさのスパイスが添えられていても。白浜レスキューネットワーク理事長の藤藪庸一氏のお話を聴く機会がありました。いくつかの事例の紹介と、共同生活や家族のことなど快活に話されていましたが、極限の状態にある人に寄り添い、話を聴き、自立まで共同生活しながら共に歩んでいく、人の人生のあるひと時に寄り添い支援する働きをしている方の話にはゆるぎない力があるのが感じられました。自殺を防ぐことは大切な働きだけど、それは絆創膏貼り（応急処置）に過ぎない。そのような道を選ばなくて済むように、どうせ自分はとなげやりにならずに、正しい態度で助けを求められるような大人を育てていかなくてはならない。だからこそ今は地域の子育てが大切だと思っている、などと言われていました。死ぬつもりで三段壁にいた方が、ほんの一瞬「おっちゃん、死んだらあかんで」と通りすがりの一人の若者に声をかけられたことで、電話をし、助けを求め、共同生活を経て自立していったそうです。彼は後々も、声をかけてくれた若者にいのちを助けてもらってほんとうによかったと、何カ月も共同生活をされてきた藤藪氏に話していたそうです。その若者は、おっちゃんがその後どのような人生を送ったかを見ることがなく、ひょっとしたらそんなことがあったことすら忘れているかもしれません。 一瞬の関わりがこれほどまでに大きなことだなんて。結果を見ることがなくても「何か手伝おうか」と言えたらいい、まずは、職場(など)で挨拶をすることから、という言葉で講演を結ばれていました。

  2010.09.24

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• 「目に見えないけれど　大切なもの」　渡辺和子　著

  「目に見えないけれど　大切なもの　～あなたの心に安らぎと強さを」渡辺和子　著5つの章とさらに小見出しがつけられているので、さらっと読める。細切れ時間でも、さらさらさらっと読めた。「どんな姿の自分も嫌うことなく、その自分と仲良く生きる勇気・・・。・・・情けない自分を受け入れる勇気、・・・自分をみじめに思わない勇気、・・・老いに伴うさまざまの悲しさを一つひとつ"我が物"として認める勇気・・・。若い時に考えていた『勇気』は、何かに毅然として立ち向かい、征服する勇気だったように思います。それが変わったのです。受け入れがたいものを受け入れる勇気というものがあり、それが人間の成長にとって大切なのだということを習いました。・・・いつも生き生きと生きてゆきたい。そのためには、どんな自分も受け入れる勇気を持つことが必要です。そしてその勇気は、多くの場合、自我に死ぬ『小さな死』によってもたらされるのです・・・。」　　～まえがきより感想を一言で述べると、すぅ～っと方の力が抜けるようだった。それは、著者が自分の心に正直でありつつ、前向きに、信仰をもって歩んでおられることが伝わってきたからだろう。本文中には、いくつかの詩や祈りが登場する。その祈りを、私自身の想いに添わせていきたい。「わたしたちは、『ただ老いる』だけの日々を送りたくないものです。『ただ働く』だけの日々でもなく、生活の随所に愛を込め、意味を見出し、自分しか作ることのできない"財産"としての毎日を過ごしたいと願っています。」　本文最後より　

  2010.09.14

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• 台風の置き土産

  台風が近づく朝。直撃は免れたものの、一時的な激しい雨と強い風。出勤前は雨がおさまっていたので、ほっとしながら家を出た。歩く道すがらで、ビニール傘が、広がって骨が曲がったまま、ひとつまたひとつと落ちている。と、今度は道路の向こうからこちらに向かってくる。水面を滑るヨットのように。右往左往しながら、曲線を描いて私の目の前で止まった・・・。危ない。目の前にやって来てしまっては、このままやり過ごせない。手に取って畳み、近くのゴミ置き場に、そっと横たえた。自転車にでも乗りながら、風にあおられ、一瞬のことでハンドルから手を離せず、傘を手放して、走り去ったのだろうか・・・と、勝手な想像を。危ない。

  2010.09.08

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• 部活の打ち上げ

  今日、息子の中学最後の試合が終わった。お疲れさま。よく最後まで続けたね。得意だったわけではない。嫌な思いもした。練習も嫌になってきていた。気が重い中、最後の試合に出かけて行った。結果は問わないから精一杯やっておいで、と送り出した。これが終わったら、部活はおしまいだ～！というところに元気を見出して出て行った。この試合の2日間に祝福ありますように。夕方帰って来て、それなりに楽しんだと。よかった。色紙の寄せ書きをもらってきた。3年は全員もらったんだって。ありきたりの言葉が並んでる。今度打ち上げに行くんだって。へぇ、参加するんだ。よかった。お疲れさん。うちでも打ち上げに行こう！近所の回転ずしへ。5皿ごとにくじがあって、5回中2回あたり！もらっても仕方のないようなおもちゃだけれど、それでも当たると嬉しい！もう一度、お疲れさん。

  2010.09.04

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• 油断ならぬ

  昼前、ベランダで洗濯物を干していた。暑い(熱い)な・・・。なんとなく気分が悪くなってきて、体がふらついてきた。ほんの数分のことなのに。ちょっとマズいな・・・。部屋に入り、お茶を飲み、しばらく横になる。ちゃちな温度計で、ベランダの温度を測ってみる。50℃以上、・・・計測不能。（50℃までの目盛しかなかった）この夏あまりの暑さに奮発して購入した、レースの遮熱カーテンの内側は、ベランダから入ると、ずいぶん涼しく感じる。今日も、容赦ない日差し。部屋の中を、そよそよと通っていく熱風。コンクリートは熱を含み、じわじわと放出する。まだまだ、油断ならないな。セミが鳴いているうちは。

  2010.08.28

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• 娘のお手伝い

  捻挫をしてクラブを休まざるを得なかった娘、あまりに退屈だったようで、夕食の支度を手伝うと言ってくれた。野菜を切って、さらに野菜炒めを作ってもらおう。母は監督。ピーマン、エノキ茸、キュウリ、キャベツ、人参、玉ねぎ・・・ひとつひとつ洗って、下処理をして切っていく。ピーマンってトマトとかと違って、中空っぽ！この種が付いているところ、維管束かなぁ。エノキの軸の真ん中って、空洞なんだね～。キュウリの切ったところ、きれい！玉ねぎ、前にみじん切りにした時1時間かかった･･･。でも、今日は早く出来たよ、目痛いけど。・・・野菜一種ずつ洗ったり皮をむいたり切っていくだけなのに、たくさんの発見がある。野菜を切らせるの、いいなぁ～。生活力がつくだけでなく、観察力も刺激するんだね。被造物の美しさを楽しんでる。色、感触、匂い、五感を総動員して、大きさをそろえて切っていく。また、やってもらおう。私も楽できるし楽しいし。

  2010.08.27

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• 

  戦争展2010が終わった

  15日のPIECE LIVE、21，22日の戦争展が終わった。と言っても、何をした訳でもないけど。色々な人がそれぞれの想いを持ち寄って、準備し、歌い、踊り、語り、報告し、展示し、作業し、進め、まとめ、あるいは聴き、観賞し、見学し・・・。どれほどたくさんの方が関わって来られただろう。平和への想いと言っても、その人ならではの視点、感性がある。その違いに触れる時、自分の想いがさらに広げられ、あるいは深められる。自分の内なる平和から、身近な平和、社会的な平和、平和活動、憲法、過去の検証、被害者であっても加害者であっても背に負っているもの・・・。様々な思いがこうやって集まり、全体として平和への力となっていく。違うって素晴らしい。ある展示を見ていたら、出展者の方が話しかけてくれた。話を聞いていたら、別の方が話に加わり、その方の体験を語ってくださった。ある人に起こった出来事、それがその子ども達や近所の方の人生に重くのしかかる。そんな出来事が、幾万も、ここだけでなく、たくさんの国に。当時も、そして今も。話を聞いて涙するだけで終わらせてはいけない、と思った。イベントは終わったけれど、これで終わりではない。これから・・・。

  2010.08.25

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• 3人3様　お菓子作りの日

  暑い暑い夏の昼下がり・・・。息子は夏休みの宿題で、幼児のおやつをテーマに。ネットで検索したきなこういろうをアレンジして、家にあったグリーンティー粉を入れて、抹茶風味ういろう。幼児のおやつにしたら、ちょっと"渋い"ような。娘は、市販のアイスコーヒーでコーヒーゼリーを。冷えて固まったらバニラアイスをのせていただく♪私は、パンに塗るにはもったりと甘すぎる、桃ジャム(ナントカ豆入り)をパイに。冷凍パイシートを伸ばし、ジャムをのせて焼くだけ。3人3様、お菓子作り。それぞれ、とってもおいしく、家族のお腹に収まりました♪

  2010.08.24

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• 帰ってきた息子

  息子が昨日帰ってきた。半月も家を出ていた。(表現悪いかな。私の実家で勉強合宿?!してました)半月経っても、息子はやはり息子だった。おかえり。帰って来て嬉しいよ。

  2010.08.19

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• 帰宅はいつ？

  息子は10日前から、娘は5日前から、実家にお泊り。一応受験生の息子は"勉強合宿"だと言う。今日私も実家に向かい、明日子ども達と一緒に帰宅するつもりだった。娘はクラブがまた始まるからね。昨夜息子からメールが来た。「僕のお薬あと一週間分くらい、多めに持ってきて。」へ？まだそちらにいるの？いつ帰ってくるんだか。それなら勉強道具も足りなくなる頃だろう！薬と一緒に持って行ってやろうそんなに居心地がいいのか。もう、母が恋しくない年頃なのかな。

  2010.08.13

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• 

  ～　平和を紡ぐ者たちの調べ　ここに集う！！　～

  今年も堺　平和のための戦争展2010が開催される。普段はそれぞれの活動をしている市民団体が、平和を願う想いと共に一同に会して、展示、ステージなどによるイベント。私も5年ほど前からささやかながらお手伝い(と言えるほどのものではないけれど)をしている。そのプレ企画として今年で4回目となるPEACELIVE 2010。出演者は障がいを持った子どもたちの和太鼓サークル・高校の弦楽クラブ・演歌歌手・クリスチャンゴスペルバンド・ダンサー・合唱団・教会の牧師＆信徒での沖縄ポップスバンド・ボーイスカウトのウクレレデュオなど(実行委員長による紹介文より)多種多様。友人たちも出演する。私は今回司会としてお手伝いすることになった。様々な背景をもつ一般の市民アーティストが、平和の想いを持ちより、歌、音楽、ダンスなどで表現する。参加者とも平和の想いで一つとなれば。近くの方、ぜひぜひお越しください。

  2010.08.02

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• 中身が変わる

  思い立ってフィットネスクラブに通いだしておおよそ2カ月。まぁまぁのペースで通えている。ちょっとした空き時間に、さっと行ってちょっとやってさっと帰る。代わりに何の時間が減ったか・・・。だらだらインターネットとか、何時間もの昼寝とか。入会時に一度体の組成を測ってもらった。水分量、筋肉量、脂肪量、タンパク質量、ミネラル量などと腕やら脚やら体幹の筋肉量と割合、左右バランスなど細かく測り、各種指標数値を表示してくれる。2カ月弱経って再度測ってもらった。全体の筋肉量up↑、体脂肪down↓。へぇ～。日々の時間の使い方(習慣)を少し変えて楽しんでいるだけなのに、自覚はなくても中身が変わってきている様子。測るタイミングや食事などの影響もあるから、2回の測定だけでは傾向として断定できないけれどね。ちょっとびっくり、ちょっと嬉しい。何より楽しいのがいい♪もうしばらく続きそうだな～。

  2010.07.30

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• 「精神」　想田和弘監督

  「精神」というドキュメンタリー映画が新聞で紹介されていたのが目に留まり、2週間程の公開期間にと、時間を都合して観に行った。｢正気」と「狂気」の境界線を問い直すという紹介文に惹かれて。ナレーション・説明・音楽一切なしの「観察映画」。もちろんストーリーもない。画面の向こうには、外来の精神科診療所に集う方々、彼らに全人的に向き合う医師、スタッフたち。そこに見えてくるのは、誰の内にもある苦しみ、孤独、内面の問題の部分。一人の人が「病気を持つ者と健常者の間のカーテン。それを偏見と言うなら、健常者の側からもあるが、我々の側にもある。・・・パーフェクトな人は一人もいない。」と明るく語る。彼はさらにマザーテレサの言葉を引用して語る。そこにあるのは、人間そのものの姿。社会制度の隅に追いやられて、生きるのにギリギリあるいはなすすべもない人たちの姿。彼らにはさらなる"自助努力"を求められているのか。病気か健常か、いったい誰が決めることができるのだろう。自覚があって受診して診断されれば"病気"。自覚がなく、あるいは目をそむけて社会生活を送っている者が(私も含めて)健常だと誰が言える。カメラのレンズ越しでは、彼らの話をじっくり聴いているつもりになっているけれど、もし彼らがレンズというカーテンのない目の前にいたら、向き合ってじっくり話を聴くことができるだろうかと自問。残念ながら自信がない。観客8名。出会うべくして出会った映画、と感じた。じっくり観たかったのだけれど135分の上映時間の間に気分が悪くなり、無念ながらも2回、計30分ほどの途中退出。体が気持ちについていかないのか。ちょっと映画館が苦手になりつつある。でも体の内なる声を無視し続けると、壊れてしまう・・・。見逃した場面を観に行きたいな。また気分悪くなっちゃうかな・・・。

  2010.07.23

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• 叱った子に　やさしくされ

  受験を迎える年の第1回目の3者懇談。成績表を目の前にして、具体的な高校名がいくつか挙がる。いよいよ勉強しなくては、と言いつつ終わった1学期、親の目には大きく生活態度が変わったように見えない。成績表と夏休みを目の前にして、思いを新たにしたように見えた。ほんとにやらなくちゃ。夜9時ごろまでネット動画を楽しみ｢さあ、やるぞ。｣と言ったものの、一度部屋に入り、テレビをつけて前に座る。ひざの上には数学の問題集。番組は某お笑い番組。さすがにその体勢にイラッとして"指導"を入れた。これが、勉強の体勢？！むっとしたようだけれど、やめる気配はなく、番組に笑いながら時々何やら書いている。気をもみながら家事をやっていると、しばらくして「お母さん、お茶飲みたい？」と言って温かいお茶を入れてくれた。やさしいんだか気遣ってるんだか。意外と！おいしかったので「ありがとう、おいしかったよ。」何を考えているんだかね。

  2010.07.14

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• 「愛するということ」　エーリッヒ・フロム著　鈴木晶訳

  大方の人は、愛されたいという欲求をもっている。それってどういうことだろう。愛って感情？快感？相手によるもの？相手が魅力なくなれば愛せない？自分に魅力がなくなれば愛されない？この本では、愛とは、そして愛することとはについて具体的に、理論整然とそれでいてとてもわかりやすく記されています。ところどころ専門用語もあるけれど、巻末の注釈も訳注も充実していて、それぞれ本文のページ数が付されているので、注を見ながら本文の迷子になることがない、読者への愛が感じられる本だと思いました。愛することについて、ちょっと深く、頭の中の意識を整理し、実践につなげていくための具体策のヒントとなりそうです。

  2010.07.13

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• 「終の住処」　磯崎憲一郎著

  芥川賞受賞作。書評で目にとまったのだったろうか、図書館に予約していたことすら忘れていた。読み始めて間もなく、そのひたすら淡々と進められる文体に居心地が悪くなった。一体これは何なんだ。それでも読み進めていくうちに、なんとなくわかるような気がしてきた。主人公自身に関わることなのに、他人事のように文章の中で彼の人生が進められていく。おそらく30年ほどの時間を追った話、彼にとって彼と周りの人との関わりとは何なのだろう。自分のことなのにどこか人ごとのような人生。意識していようがしていまいが、そんな風に人生を送り、それはそれで支障がないのかもしれない。自分にも思い当たる節がなくもない。主人公が、作者の年齢をいつの間にか追い越し、人生の最終章への道に立つところで、あらたな展望も感じられず物語は終わる。彼も、生かされ、愛されている・・・。彼も家族も大病もせず(少なくともそのような話は記されていない)、会社を勤めあげ、娘は巣立ち、100年も200年も持つように建てた終の棲家が目の前の妻と共にある。素晴らしいじゃない。芥川賞作品は、自分にはない突飛(に感じる)発想、視点によって、自分の頑なさが打破されるきっかけとなることがある。凝り固まった頭を時々刺激して、和らげよう。

  2010.07.02

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• 失言　（＞o＜）

  エアロビクス初心者クラスに初めて参加した時のこと。インストラクターの方がお決まりのように「今日初めての方、いらっしゃいますか？」と尋ねた。黙って手を挙げた、ただ一人。「エアロビクスはやったことありますか？」と訊かれたので「はい、若いころ・・・。」と言ってしまってから、口を押さえたが時すでに遅し！参加者の視線が一斉に私に。しまった！私にとっては年齢が半分以下の時のことだったのだけれど。他の参加者の方々はほぼ皆私より一回り以上は年上と見受けられた・・・。あんたなんかまだまだ若いわよ~~という、温かな視線が・・・！！インストラクターの方にも笑われちゃった（＞＜）一瞬の気まずさはあったものの、意図せず笑いをとってしまい、なごんだところでクラスが始まった。えへへ。失言でした！言葉を発する前に、場をわきまえなくっちゃね・・・。クラスの間インストラクターの方がしょっちゅう、私がついていけているか気遣ってくれていました。ありがとう♪

  2010.07.02

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• 心ひとつにして

  あるパーティーの席で、とある運送会社トップの方とお話しする機会がありました。その運送会社はコンビニへも配送していて、約束の時間と15分違うとだめだとのこと。厳しいです、と。「大変ですね。」と返答すると、「いえ、我々もおかげさまで成長させていただきました。」社を揚げて改良改善されてきたのでしょう。厳しい契約条件を成長の好機ととらえていくような、すばらしい社風を感じました。パーティーの席だというのに、ビールをお勧めしても飲まれない。始めの乾杯での一口だけ。「私どもは運送会社ですので。」まさか、社長自らがその日にトラックを運転して配送するとは考えられない。その会社では、パートの事務員まで出勤時にアルコールチェックをするのだそうだ。その業界のことはよく知らないけれど、ドライバーのみに求めるのではなく、社を揚げて安全運転を掲げる姿勢に、またまた感激しました。トップの姿勢と会社の姿は、お互いに映し合うものでしょう。その会社への信頼感が増しました。

  2010.06.22

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• 自分のペースで♪

  今のところ楽しく足を運んでいるフィットネスクラブ。色々なスタジオプログラムにも参加してみている。各プログラムの中で、ほとんど必ず言われることがある。「どうぞ、ご自分のペースでしてくださいね♪」動きのレベルがいくつかあって、無理ない程度に、心地よく動くようにと言われる。ついつい張り切って、頑張って、(参加者の中では若者の部類に入るしという妙なプライドもあって)、インストラクターの動き、音楽のテンポに合わせようとする。そこで「自分のペースで♪」と言われ、気持ちをいったんリセットする。自分のペースでやろうと思うと、インストラクターや音楽と自分の動きや体の状態を、常に意識していかなくちゃいけない。自分の状態に目を向け、知ること。動きながら、常にチェック。無理せず、楽をし過ぎず、ちょうどよいという心地よさを体感しつつ。フィットネスに限らないかも。意外と奥深い、フィットネス。

  2010.06.18

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• その目的は　"楽しむ＆リラックス"

  一念奮起。(元は仏教用語らしい)思い立って、というか長年の念願の末、つい先日フィットネスクラブの会員になった。時間あるかな、って思いながら。時間なさそう、とずっと二の足を踏んでいた、あきらめていた。楽しめるなら、時間は与えられるだろう！体を動かすのは好きなのに、子育てで前かがみの姿勢が身に付いてしまったり、ここ数年、会議などで一日中椅子に座っている日が数多くなって、自覚できるほど肉体のひずみ、きしみ、滞りを感じるようになってきた。体を動かしたいと思いながらも、体を動かすのが億劫。この悪循環を断ち切りたい！・・・というわけ。家族も、やたら応援し、励まし、喜んでくれてる。「お母さん、頑張らなくていいからね。楽しんでね！」って。そう。健康増進とか筋力アップとかダイエットとか、具体的な目標を設定してそれに向かって頑張るのもいいけれど、与えられたその時間、機会を喜び、体を動かすことをただ楽しみたい、無心にリラックスしたい。魂詰めて働いて体に負担がかかって、その回復のためにこんな風に時間やお金をかけるのだけれど、働きを与えられていることに感謝し、こうやって楽しむ時間を作るのもいいよね。新しい出会いがあるかもしれないし。入会時にアンケートやオリエンテーションがあって、入会目的を訊かれるのよね。"その他（　　　）"に〇をつけて、「リラックス」と書いた。ドキドキしながらも行くたびに、楽しくて仕方ない。軽く汗をかいたり、ほのかな筋肉痛も快感。スケジュールの詰まってくる時期でも楽しく続けられるかな～。続けたいな～。会費払っているし、元取らなきゃ！(この辺りが主婦やなぁと思う)いつまで続くかな~。私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦のうちに、幸せを見つけて、食べたり飲んだりすることだ。・・・富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。・・・これは、日の下で神が人に与える一生の間に、その労苦に添えて下さるものだ。　　（ソロモン王のことば）神さまが与えて下さるものは、とってもシンプル♪　　　　かも。労苦しつつ、楽しめる時間があることを喜べるようになってくると、他の人が楽しんでいることをも喜べるようになってくるのかな。

  2010.06.08

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• はしわたし

  夕方帰宅した娘が、お弁当箱を出しながら言った。「割り箸、2つぐらいある？」「あるよ。どうしたん？」「〇〇ちゃんがお箸忘れたから、持ってた割り箸あげたから、なくなった。なんで持ってるん？！って言われた。」「役に立ってよかったね～。Sも嬉しかった？」「うん。」毎日お弁当持ちの子どもたちに、割り箸を持たせている。私が入れ忘れることもあるしね。きっかけは、以前上の息子のお弁当にお箸を入れ忘れて、学校で割り箸を借りたこと。夫がいつも持ち歩いていて便利だと言ったこと。そして、その時思い出したんだ。私が中学生のころ、母が同じように割り箸を持たせてくれていたことを。誰か忘れた人がいたら、あげなさいって。箸渡しは、さりげない想いの橋渡し、かもね。

  2010.06.08

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• うちの味　２種

  episode１娘が、お弁当に入れていた梅干を、友達に少し分けたそうな。その友達は「Sちゃんちの梅干しって、すっぱくておいしい。」とコメント。昨年漬けた南高梅の梅干し。大きくて皮が軟らかくてすっぱい。そうだよ♪梅干しは、酸っぱいんだよ♪塩と赤しそだけで漬けるんだよ。そんな話をしながら、今年も梅干しを漬けることになっちゃった。Sも手伝ってね！episode２「今日のお味噌汁、うちの味噌汁じゃない。」と息子。「うちのはいろんな具がいっぱいで、汁はその隙間に見えるぐらいなの。」ハイ、確かに。今日のは具が少ないです・・・。汁の中に具が散見される程度。あらあら・・・手抜きってわかっちゃうものなんだね。

  2010.06.03

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• 風景に魅せられて　見せられて

  夕暮れ時、今にも雨が降りそうな低く垂れこめた雲が頭上を覆っている。西の空に目をやると、地平線の彼方に深橙色の鮮明な夕焼けが帯のように輝いている。深く垂れこめた雲は、そこで途切れていた。自分のいる周辺だけを見ていると、暗雲に囲まれていて立ちすくんでしまいそうになるけれど、ちょっと目を遠くに(先の方に)向けると、輝く光がある。夕やみに包まれた時、目をあげたら、満月が鮮明にほほ笑んでいた。雲は、去ったよと。問題に取り囲まれているように感じる時、立ちすくみ、立っていることさえできないと感じてしまう時、ほんのちょっと、先に視線を移してみよう。視野を変えてみよう。もしかしたら、遠くの方に輝く光があることが、見えるかもしれない。暗雲が途切れていることが、わかるかもしれない。頭の上で、ほほ笑む顔に気づくかもしれない。

  2010.05.28

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• ３つの選択肢

  「ままぁ、体操服は？」と朝、家を出る直前の娘。「あれ、今日体育あるの？！」しまった・・・。昨日のうちに用意しておいてよ。「明日体操服いるの？」「さぁ？」で終わらせてしまった、昨日の会話。そのあと、確認しなかったなぁ・・・。案の定、体操服は洗濯機の中。ちょうど最後の脱水は終わったところ。どうする？どうする！選択枝は以下に。その１　濡れたまま学校に持って行き、教室で乾かしておく。その２　兄の体操服を借りて持って行く。ゼッケンを急いでつけ直すか。その３　真っ白のTシャツをもって行き、先生に許可をもらう。娘の回答は"１"。濡れたまま、持って行った。4時間目までに乾いたかな。彼女は目の前の問題にも、冷静にそして機転を利かせて対処していく才能が大いにあるようだ。我が子ながら、すごいと思う。

  2010.05.26

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• のせられて

  知らぬ間に、服やズボンがあれこれ小さくなってきた息子。一緒に普段の服を買いに行った。TシャツにGパンに・・・キャップ。店内で、いっとき息子の姿が見えなくなった。と思っていたら、婦人物の帽子を手にやって来た。「お母さんにこれ似合うと思うよ。」見ると、結構好みの色柄。「なかなかいいやん。」さっそく鏡の前に立ち、合わせてみる。「どお？」「いいよ、似合うよ。」息子が私のために選んでくれたと思ったら嬉しくなって、一緒に買っちゃた♪♪ある人が、その帽子を「いいね。」と言ってくれたので、かくかくしかじか・・・と話をすると、「（息子が）成長したね~。女性を見るようになったんだね~！｣とのコメント。いやいや、女性として見てくれてたら、膝の上に乗ってはこないだろう・・・と、心の内で突っ込み。ともあれ、ちょっとばかしの思いやりの心が芽生えてきたのかな。嬉しいことだな

  2010.05.15

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• 光に包まれて

  「ねえ、お母さ～ん、見たぁ～？」と娘に呼ばれた。「なになに？」と尋ねると「きれい～！こっち！」夕餉の支度の手をいったん止める。真西より北の地平線に向かう夕日が、西にへ向かう河口の方へ。空をだんだん赤く染め、空に散らばる雲、雲の下際をも染める。刻々と移ろいゆく色彩。赤く染まった光が、北の部屋の中を照らす。ほんとにきれいだね～。光に包まれたまま、しばらくたたずむ。素敵な時間を教えてくれてありがとうね。

  2010.05.14

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• 思いがけないプレゼント♪

  ピンポ~~ン♪玄関のドアホンが鳴った。誰かな。宅配の人らしい。見ると宛先は私。思いがけない贈り物。嬉しい♪何だろう？・・・と、送り主も私。あれれ？ようやく思い出した。母の日ギフトのカタログを見ながら、二人の母たちに送るついでに、自分宛てにも注文したんだっけ。すっかり忘れていた。やれやれ。いつもよくやってるよね。・・・とたまには自分をねぎらってみる。予想以上に幸せな気分を味わっちっゃた。もうけもん♪

  2010.05.08

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• ぶっつづけ

  今日は特別。朝から7時間ほど昼休憩なしで働いた。午後かららは一人っきり。黙々と作業する。途中で集中力が落ちてきたので、そのあたりにあった甘味を口に入れた。のどが渇いたので、道の向い側の自動販売機で缶コーヒーを買った。待合のテレビからのバラエティー番組の声々が耳に障りだしたので、電源を切った。たまっていた作業もすべて終わり、ようやく帰れる。あ、買い物に寄らなくちゃ。つい、遅昼用にすぐに食べられるちらしずしを店内かごに。もうすぐ夕食の支度の時間。明日はリラックスしよう。

  2010.05.08

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• いつも笑顔　キャンペーン

  ある日、息子が思い立ってひとりで始めた。いつも笑顔。イライラしかけても「あ、いつも笑顔！」と言って笑顔をつくる。妹とけんかしても「あ、いつも笑顔！」と言って、笑顔でやり合う。どうしたん？何かきっかけがあるの？と、しつこく尋ねると「笑顔でいると免疫力が強くなるんだって。」へぇ～、どこかで仕入れた知識。それを、実行しようと思ったんだ。そして、続けているんだ。すばらしいやん。息子のだらけた態度についガミガミ言っていた私も、笑顔で言うようになっちゃった。笑顔は伝染するんだ。根拠、真偽はともかく、素敵なキャンペーンを始めてくれてありがとう。ずっと続くといいな。

  2010.05.06

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• ゆる～り　ゆる～り

  この連休はほとんど私自身の予定がなかった。予定がない時の私の計画、季節モノの洗濯、入れ替え、家の片づけ・・・連休明けの仕事に備えて事前準備。ぼちぼちと。こんなに毎日朝から家で過ごせるなんて♪〇時から△△で〇時から××で、という縛りもない。連休前とうって変わって、毎日快晴だし、大物の洗濯物がよく乾く。普段でも週に1日はできる限り予定を入れない日を作っているのに、1日だけだと一時的に妙に気が緩んで、体まで動かないことが多くてできないことが多い。連続した休みの日に、ゆるりとした時間の中で、体も心もほぐれていくよう。緩んでる自分を感じることで、むしろ自分がいかに凝り固まっていたかに気づく。連休は今日まで。連休明けの仕事は、時節柄とてもハード。なんとかやっていけますように。さて！

  2010.05.05

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• 闇の中で

  一直線の閃光が未明の空を照らした、と思った瞬間、天と地の轟きが寝床ごと体を包む。駐車場からは盗難防止警報装置がこぞってわめきたてている。その音が止み、静寂。光もない。停電。未明の雷鳴にドキドキしながら、光が戻ってくるのを待つ。用を足そうにも、トイレも真っ暗。水道も止まっているかもしれない。個室のドアを閉めると、闇。自分の目が開いているのか閉じているのかもわからない。手探り。得体の知れない恐れ感。いつもの夜には蛍の光が家のあちらこちらで灯っているのに。数十分のち、蛍の明かりが家に戻った。朝になって、各種機器の設定がすべて初期値にリセットされていることに気づいた。目覚まし代わりのラジオ付きＣＤプレーヤー、給湯器のリモコン、冷蔵庫の節電設定・・・。切り替え可能な冷凍室が冷蔵室になっていなくてよかった。闇の中で、リセットされた。エネルギーが通っていないと、止まってしまう。光を待ち望む。

  2010.04.29

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• 宴のあと

  新年度が始まったころ、いつもの通勤の道に異変が起きていた。駅からの道、あちらこちらに宴のあと(後、跡)・・・。楽しかっただろうか。しんどかっただろうな。次回は楽しい時間に溺れてしまわないようにね、と誰かのことを思う。

  2010.04.24

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• おとなは衰えていく

  こどもたちがおとなになっていく様子を目にしながら、わが身の衰えを感じる。春分のころに小豆を炊いてあんこを作り、おはぎをこしらえた時に、残った小豆をアツアツの汁ごと瓶詰にして保存しておいた。ある日のお昼ごはんに何も思いつかなかったので、おぜんざいでも作ろうとその瓶を開けようとした。開かない。力を込める。開かない。手のひらが痛くなってきた。開かない。ゴムバンドを巻きつけたり、タオルでつかんでみた。開かない。ふたをコンコン叩いてみた。開かない。ふたをお湯につけて温めてみた。開かない。瓶ごと湯せんで温めてみた。あちっ。開かない。タオルを巻き、ゴムバンドを巻いて、力を込める。ようやく、ようやく、動いた。開いた。ビン蓋を楽に開けるアイデアグッズがいよいよ必要になったかと、真剣に思った。次の日は腕が筋肉痛。握力には結構自信があって、スッと開かないことはなかったのに。現実を目の当たりにして、かなりショック。親は弱っていく・・・。

  2010.04.17

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• こどもがおとなになっていく～

  先日初めて大人料金で電車に乗り、大人の気分を味わった娘。自分の変化の兆しに気づいた様子。「お母さんに言いたいことあるんだけど・・・でもはずかしいな・・・。言おうかな・・・やっぱやめようかな・・・言おうかな・・・やっぱはずかしいしな・・・。」と散々じらした揚句に話してくれた。「おとなになってきているんだね。」って喜んだよ。息子も顔つきがちょっと変り、背が少し伸びてきた。鼻の下の産毛が心持ち濃くなってきたような。ふたりとも、振る舞いや思考はそんなに変わっていないのにな。嬉しいような寂しいような。ようやくかとも思うし、もうそんな年ごろかとも思う。こどもがおとなになっていく・・・。ぼちぼち子離れの準備かな。必要以上の干渉は控えなきゃ。

  2010.04.16

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• 新しい命にあずかる

  今日は復活祭。持ち帰った2つの卵を、夕食時に分けて家族みんなで食べた。そろって新しい命に与る時を夢に描きつつ。

  2010.04.04

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• 初めての大人体験

  子ども達と花見に出かけた。電車の切符を買う段になって、はてさて娘は一体大人料金なのか子ども料金なのか。入学式はまだだけれど、4月1日からは中学生扱いだと、兄が言う。姿かたちで見ると、兄の方だってまだまだ子どもだ。ま、初めての大人体験とするか。大人3人分の切符を買った。改札を通る時に、娘が言った。「ぴよぴよ、卒業したね。」そう、改札機を通すと、子ども切符の場合「ピヨピヨピヨ」と音が鳴る。(切符が)大人だから、鳴らないんだね。中身も少しずつ大人になっていってね。

  2010.04.03

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  認知症サポーター養成講座

  認知症に対する偏見や誤解をなくすとともに、認知症になっても尊厳を持って地域で暮らせるように、厚生労働省により「認知症を知り地域をつくる１０ヵ年」構想が２００５年４月からスタートしました。そのキャンペーンの一環で「認知症サポーター100万人キャラバン」という活動があります。地元の自治体主催で認知症サポーター養成講座があったので参加してみました。認知症サポーターとは、なにか特別なことをするわけではなく、ちょっとばかり認知症について学び、応援していく人なんだそうです。講習終了者にはサポーター証明となるオレンジリングがもらえます。認知症について、認知症の方への対応の基本姿勢、心得、仕方などを、わかりやすい寸劇も交えながら学びました。大切なことは、相手の尊厳を守るということ。そして、笑顔で。対応の心得としては、驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけないこと。これってね、特別なことじゃないって思うのです。認知症の人だけでなく。誰に対しても、どんな場面でも。うわべの行動だけじゃなくてね。相手を尊ぶ想いを自分のうちに養いたい。偏見や誤解を取り除いて。日常生活の中で、職場で、そんな想いで相手に接することができたらな。普段とは違う、よい学びの機会となりました。さあ実践。

  2010.03.29

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  差し伸べる手

  知人のブログで紹介されていました。誰でも誰かのために何かができる。その意志を表すことができるのです。貧困・災害･紛争などで苦しむ子どもたちを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンが期間限定でこんなキャンペーンをやっています。手の写真やメッセージの投稿が、パートナー企業の協力により、1件あたり100円の支援になるそうです。5月5日までに20,000件募集！携帯からはこらち興味をもたれた方はどうぞ。自分が今こうしてここにいるのは、子どもの頃、誰かが守り養ってくれたから。そんなことを、今日思い起こし、感謝しつつ・・・。

  2010.03.28

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  うちから小学生がいなくなる日

  ようやくのような、とうとうのような、その日がやってきた。半月ほどのちには中学生。流れゆく月日を思う。

  2010.03.18

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