カテゴリ:本
贖罪の奏鳴曲 続編。
少年犯罪の過去を持つ“悪辣・豪腕弁護士”御子柴礼司が退院後すぐに 無理を通してでも弁護を担当したのは、夫(津田伸吾)殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦・津田亜季子だった。 対する検事は因縁の相手・岬恭平。 御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか・・・? 検事の岬はさよならドビュッシーシリーズの岬の父!噂の父が見れてちょっと嬉しかったり。 -------------------------------- 御子柴の行動から、今回の方が「贖罪(の奏鳴曲)」って感じがしたけど、 今回そのタイトルにするとネタバレになっちゃうか・・・。 いくつかどんでん返しはあるけれど、予想の範囲内かな。 長女を本当に襲った人物はよりえげつなく感じたけれど。 亜季子は伸吾を殺したのは、伸吾に襲われた長女だと思い、娘をかばって犯行を身代わりに。 長女を襲った張本人は、亜季子をかばい、息子・伸吾を悪く言っていた祖父。 御子柴が過去に殺した少女の姉が亜季子であることから、御子柴は弁護を担当。 亜季子の過去のPTSDによる診察などから、彼女には犯行が不可能であることを証明する。 それを証明するためには過去の事件のことを話す必要があり、 その過程で裁判に来た亜季子の母が御子柴=園部信一郎だと気付き、声を上げる。 亜季子は御子柴を解任。 岬は本当の真相(祖父が原因、止めなかった父を長女が殺した)を御子柴から聞く。 東京弁護士会会長・谷崎は御子柴=園部を知っており、それでもなお彼を買っていたが、 御子柴=園部が周知されてしまっては、もうフォローできないかな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 1, 2014 12:36:59 AM
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