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April 8, 2014
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カテゴリ:
~栞子さんと繋がりの時~

もう第5弾なんだな。

今までのシリーズについては→1234

大輔の告白の返事は・・・今はただ待ってほしいというものだった。



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プロローグ リチャード・ブローティガン「愛のゆくえ」
二ヶ月近くも待たされた告白の返事は・・・

第一話 「彷書月刊」
四月にしては肌寒い日、震災から二か月足らずの頃。
五浦大輔は滝野蓮杖から「彷書月刊」を売って、後日買い戻す客の話を聞く。
告白から半月以上たつが、栞子は大輔に大事なことを済ませてないから
五月の終わりまで待ってほしいと告げる。
噂の女性客・宮内が店を訪れ、「彷書月刊」を売り、
買い戻す前に売れたことから、夫を探していることを告白。
栞子は夫と思われる人物への伝言を言付かる。

 断章1 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」
 宮内の夫は志田だと見抜いた栞子は、宮内の伝言を告げる。
 栞子は志田に智恵子と連絡を取りたいと頼むが、連絡が取れなくなってると知らされる。

第二話 手塚治虫「ブラック・ジャック」
五月半ば過ぎ。
蓮杖の妹で栞子の妹・リュウが後輩の本の相談に訪れる。
「ブラック・ジャック」4巻をめぐる親子の確執の謎を解く栞子。

 断章2 小沼丹「黒いハンカチ」
 志田の後、智恵子から連絡があったのはリュウ。
 栞子が連絡を取りたがっていることを智恵子は知っており、
 会いたければ本の問題を解くよう伝言アリ。

第三話 寺山修司「われに五月を」
太宰治「晩年」を狙い、栞子を襲った田中が保釈申請したという。
一昨年、栞子が盗品を売ったため出入り禁止にした門野澄夫が智恵子の紹介で店を訪れ、
自分に譲られるはずの兄の遺品を受け取れるようなんとかしてほしいという。
謎を解いた栞子の前に智恵子が現れる。

 断章3 木津豊太郎「詩集 普通の鶏」
 栞子は智恵子に父とのことを聞き、
 父はいつか智恵子がいなくなっても待っていると受け入れて付き合ったことを知る。
 大輔のもとに帰る栞子に智恵子は「ここに残るなら気をつけなさい」と助言。

エピローグ 「愛のゆくえ」
栞子は大輔に好きだと告げる。
自分がいつか母のようにどこかへ行き、大輔を置いていくんじゃないかと考えてしまったという栞子に
大輔はその時も自分も一緒に行けばいいと告げる。
直後、「晩年」をすり替えた栞子の猿芝居を知っているから連絡しろという田中からのメッセージが届く。





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Last updated  April 9, 2014 12:10:48 AM
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