中国での生活経験が長くなると、自然に身につくことがあります。
それは、「自己防衛能力」。
何でも疑ってかからないといけないって、
日本の常識からは考えられない事で、悲しい事のような気がするけど、
全て信用しすぎて今回の餃子のように、
変な味がするのに食べ続けてしまうというのも、
よく考えると「どうなのか?」と考えてしまいます。
日本って安全すぎて、本来ある程度備わっているはずの「自己防衛能力」が
機能しなくなってしまっているんですよね。
確かに農薬が混入している商品が存在しているという事実は
ものすごくおかしい事です。
が、おかしいと思ったまま食べ続けてしまった日本人も
やはりオカシイのでは?
いつもの事ですが、こういう報道により、
全ての中国製品=農薬汚染物質という風に短絡的に考えてしまう人が
大勢出てしまうのは、とっても悲しい事だし、
そう思ってしまう人たちに対して「頭悪いな!」と本気で頭にきます。
そうは言っても、こういう風に考えられるようになったのは、
自分自身が日本から離れた海外(特に中国だから)に
住むようになったから。
日本にいたら気がつかなかったのかもしれません。
時に世論をマスコミが操作しているようにさえ感じます。
きっとしばらく続くのでしょうね。
中国当局も、この件に関して、ことをうやむやにせず、
万人が納得する答えが出るまで追求していただきたいです。
そして中国人だって同じ人間です。
仮に今回の商品を食べたとして、発病しないなんてありえません。
(その様に思われている方が想像以上にいらっしゃるのであえて書きました。)
ただ、前述したように「危機管理能力」が備わっているので、
野菜ならキチンと洗うし、食べておかしい物は決して食べ続けたりしません。
その違いです。今は、私も同じ行動をします。
決してこの件を正当化しようとはしていません。
あくまでも原因をしっかり追究して欲しいと思っています。
ただ、全ての中国製品や、中国人を悪とするような、風潮が許せなかったんです。
私のブログの読者には、理解していただきたいです。