久々のゴスペル!
久々に、生のゴスペルを聴きました。先日ちょこっとだけ書いたかもしれないけれど、北海道在住の女性シンガーKiKiさんのライブのチケットが手に入ったので、行ってきました。例によって遅刻するかな~~?とギリギリの時間で会場入りしたけれど、比較的前の、ピアノに近い席に座れた。らっきー☆彼女を見てて、ちょっと綾戸千絵に似てるかな?と思ったけれど、KiKiさんの人生は更にハード。経済的な事情により両親と離れて過ごし、やがて不登校から暴走族に入り、薬物にも手を染める。そして、17歳でお水の世界に入り、21で自分のお店を持ったけれど、7年でそのお店もCLOSE。原因はお金も適当に溜まったし、疲れたから、という。お金が溜まったら叶えたかった事、それがNYの教会で本物のゴスペルを聴く事だった。初めて聴いたとき、涙がただ流れたと言う。それから、日本とUSを往復するうちに彼女自身も歌うようになり、その後も母の癌宣告、そして自身の妊娠・出産・結婚、そして癌宣告を受けながらも、歌いつづける。それはありきたりの「賛美」ではなく、自分の人生の中のサレンダーであったり、行き場のない悔しさや怒りであったり。しかし、その中にも「神の愛」を見出す、彼女自身の「魂のうた」なのだと感じた。少なくとも私にはそう思えた。ゴスペルのいいところは、他のコンサートと違って「座りっぱなし・聞きっぱなしのお客さん」にしてくれないことだ。何処からともなく、誰かがクラップし、それが会場全体に広がり、みんなマトモに座ってなんかいられなくなる。そのうち、会場全体がどんどんヒートUPして、気がついたら皆が歌ってる。巧いとか下手とかそういうのナシで。とにかく、声を出す事が楽しく、嬉しい。本当に、快感。歌詞のとおりに、本当に「Thank you,God!」な気分になってしまう。改めて思ったけれど、歌の力は凄い。私はクリスチャンではないけれど、こうして教会に来て賛美歌を大声で歌ってる。勿論、まっとうな信徒さん(結構高齢の紳士やご婦人もいらっしゃる)も一緒に。宗教や個人的なイズムとか、そういう壁を取っ払って、人の心を結びつける力がある。コンサートの終わった後の、皆の高揚した顔を見ればそれが判る。あ、因みにKiKiさんについて補足情報。只今「ロイズファクトリー」(チョコレート好きな方には説明の必要なしですが;北海道で有名なチョコレートメーカーです)のCMに起用されたり、道内ではドキュメンタリーも放送されたりしたとか。また、関東・関西でもライブ活動(教会でのライブも含む)を行ってますので、興味のある方は是非、早めのチェックを☆(少し先の関西のライブもチケットが既にSOLDOUTなので)(この日はサインがいただけると言うので、早速1stマキシシングル「God bless you」を購入してちゃっかりサインを頂きました。握手までしていただき、可淡感激!!)普通のゴスペルもイケルのですが、クラブ系・R&Bアレンジもカッコ良くて素敵でした!さ、来週はバレエのチケット買いに行くぞ、っと。