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サコ婆ちゃんに頼まれていた用事がある。
確認をしようとサコ婆ちゃんに電話をしたら ルルル~、ルルル~と呼び出し4回で留守電になってしまう。 留守のはずはない・・・ 2度3度と掛け直してみたが、やはり4回で留守電に切り替わる。 呼び出し音が短すぎる。 しかたがないので携帯にかけてみた。 こちらも同じように数回の呼び出し音で留守電になる。 同じように2度3度と繰り返しかけている間に、私はだんだん腹が立ってきた。 ・・・こんなに短い呼び出しじゃあ、連絡できない・・・ ・・・それにしてもサコ婆ちゃんち、留守電にしてたっけ・・・。 私は不思議に思いながら、急いで実家へ車を飛ばした。 裏庭で草取りをしていたサコ婆ちゃんは、私を見つけて 嬉しいようなびっくりした顔をした。 「どうしたの」とサコ婆ちゃん。 「」とは私が聞きたい。 私は留守電の話をしたら、サコ婆ちゃんは思い当たる事があったらしく 「そういえば、先日、留守設定をしてから急に呼び出しが少なくなったのよ。 庭で草を取ってると、電話の音はするけど、 家に入ってみたら電話のコールはしてないの。」 更に 「かかってくる電話も少なくなったし、留守電の合図はあるけど どうやって聞いたらいいか・・・。」 どうやら、自分で留守電を設定してみたが、 呼び出し回数や録音機能の設定まではしなかったらしい。 私は、留守電の設定をやり直して、呼び出し音の回数も最大にした。 あと、サコ婆ちゃんの了解を得て留守電を開けたら 3ヶ月前の録音が残っていた。 「あれまあ、この人から、その後電話がないなあって思っていたけど こんなところに入ってたのね。」 と、サコ婆ちゃんは悪びれもせず続けた。 「用があったら、また、かかってくるわよね」 ・・・いやあ、それはあんまり期待できないかも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月30日 17時39分09秒
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