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カテゴリ:つ・ぶ・や・き
去年の年末のこと。
いつものようにサコ婆ちゃんにお灸をすえていると、 ラジオがわりにつけているTVのニュースで、 都会に住んでいる家族が帰郷する映像が流れた。 うつ伏せでそれを聞いていたサコ婆ちゃんには、 その帰郷の様子が羨ましかったらしい。 サコ婆ちゃんは 「兄貴はいつ帰ってくるのかねえ。年末まで仕事せんでもよかろうに。 兄貴に頼みたい用事が山ほどあるんだから、年末くらい早く帰ってきて 婆ちゃんの手伝いをするべきよ。」 と言いだした。 いつもながらワガママな言い方をするサコ婆ちゃんであるが、今回も 「親の用事の為なら、子供は自分の休暇をつぶすのは仕方ない。」と言い出したので、 私はつい、兄貴の弁護をしてしまった。 兄貴は、サコ婆ちゃんが息子を思うくらい、母親を気にかけていると思う。 ただ、男という不器用な人種だけにテレ臭さも手伝って サコばあちゃんが望んでいる事に充分対応出来てないのだと思う。 私はサコ婆ちゃんに、あまりワガママを言わないように言ったら それがまずかったようだ。 サコ婆ちゃんいわく 「婆ちゃんは誰にも無理強いはしてない 兄貴にもあんたにも」 「お灸にしても、婆ちゃんから来て欲しいなんて言ったこと1度もないよ」 「あんたが来るって言うから来てもらっただけ」 「せっかく来てくれるっていうのを断るのもなんだからね」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私、なんだかかなり腹が立ち、あれ以来サコ婆ちゃんちへ行ってない。 ・・・・・・・・・もっと素直になってよ・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月22日 00時25分45秒
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