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テーマ:映画館で観た映画(8562)
カテゴリ:■CARTOON hero
全然知らなかったんですが、7月から順次公開してたらしく、やっと栃木にも回ってきたって感じですか?
しかも、大きなシネコンではなく街中にひっそり残ってる(すっかり郊外が発展して宇都宮ドーナツ現象です)小さな映画館で2週間限定の上映。 って事で、初日の今日、さっそく観に行きました。 それにしても、いくら小さな映画館だとはいえ、宣伝が大々的にされてないとはいえ、観客3人ってどーいう事?! ウチら夫婦ともう一人だけ…。おいおい、初日だぜ?土曜日だぜ? まぁ、おかげで昔ながらの傾斜が弱い席の並びでも、前の人の頭にジャマされる事無くスクリーンがちゃんと見えましたが…。 ダンナ曰く、前評判はあまり良くはない、って事でしたが意外と面白かったですよ。 genius(天才)ってタイトル付けちゃって大丈夫?とか思ったけど、なかなか見応えのある作品が多かったです。 創造力の制約は、ゼロ。 STUDIO4℃の下に、日本のアニメーションが誇る天才7人が集結! って事で、短編のオムニバスです。 #1 福島敦子 『GENIUS PARTY』 オープニングは、セリフ無しの音楽と映像のファンタジー。 これがいきなり素晴らしかった! 『おっ?』『えっ?』『うわ~!』『どーなるの?』とすっかりその世界に引き込まれてしまいました。 キャラクターも、ちょっと不思議でカワイらしくて、目に焼き付いてしまいます。 #2 河森正治 『上海大竜』 これも良かったねぇ~。 小僧がヒーローに変身してからは(音楽も良かった!)笑っちゃうのと同時に『いーぞ!やれーっ!』と不思議と気分晴れ晴れ。 ラストなんか『え~?!』と思いながらもちょっとウルっときちゃったもんな。(半分は音楽に泣かされましたが) #3 木村真二 『デスティック・フォー』 明らかにアメコミのファンタスティックな4人組のパクりですよね…。(^_^;) でも、こっちはどーもインチキくさい4人組。ちょっとコワいんだけど、カワイイ4人組です。 キャラもそうだし、背景も独特のタッチで個人的には好みです。 展開も面白くて(生き物係がカワイイ!)脚本が高須光聖でビックリ。イイ仕事するじゃーん! でも、ラストカットの意味が分からなかった…。(-"-;) #4 福山庸治 『ドアチャイム』 画的にはフツーの日常で、何も変わった事はないのに、自分にとってはすごく非日常な奇っ怪なことが起こっている不思議な感覚。 こーいうのを『不条理』っていうんだろうな。 元々は漫画家で理解不能な作風の人らしく、ダンナ曰く、その世界観があんまり出てなかったのが残念、との事。 私は楽しめましたが。 #5 二村秀樹 『LIMIT CYCLE』 寝ました…。(^_^;) めまぐるしく変わるトリッキーな映像に淡々と語られるモノローグ。 三上博史だったなんて…。もうちょっと聞いておけば良かったかなぁ? だって、神がどーのこーのって話になっちゃうし、映像と音楽と語りですっかり夢心地になっっちゃったんだも~ん。 #6 湯浅政明 『夢みるキカイ』 で、この作品になった途端にパッと起きました。 赤ちゃんが主人公なので、セリフ無しみたいなモンです。 で、赤ちゃんが主人公なので、どんどん不思議な世界に入り込んでいってしまいます。 その世界観は、単純なのに理解不能で想像を絶する新鮮さに溢れていました。 ウサギの帽子(?)をかぶった赤ちゃんもカワイらしいし、周りのキャラも不思議なかわいさに満ちています。 #7 渡辺信一郎 『BABY BLUE』 何でコレが最後なんだろうなぁ~。正直、イマイチでした。 手榴弾持ってるってのも『え~?』だし、それを使うのも『おいおい!』だし、明日引っ越すってのもありがちだし…。 ラストの花火シーンは、申し訳ないけど笑ってしまいましたよ。(あの音楽は菅野よう子セレクトではないことを願います) で、途中で電車のシーンでドアの前に男の子が立っていて、女の子が横に座ってるんだけど『そこってドアの前なんじゃ…?そこにはイスは無いと思うんだけど…?』とか思っちゃって。 そんなこんなで『ふ~ん』って感じ。主役の二人の声が話題のようですが…? 7本中、5本は面白かったので満足です! Genius Party 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.09 00:32:00
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