今日は久しぶりの雨らしい雨ですね。
仕事が休みの日に雨だと、何もやる気にならんです。まぁ、いつもっちゃーいつもなんだけど…。(^^;)
そんな日は録りためていたモノを観るに限る！って事で、お家で映画鑑賞～♪

CS放送のTBSチャンネルでやっていた『0093　女王陛下の草刈正雄』


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もうお分かりの通り、007のパロディです。
ちなみに『0093』の93は草刈の『クサ』だそうです。
と言っても、『諜報部員』って事とちょっとした秘密兵器（当然ショボいんだけど）が出てくるくらいで（あ、草刈正雄のタキシード姿はそれっぽい？）内容にはあまり関係ないかも？(^m^ )

『二枚目大スターの草刈正雄』は仮の姿で、実は女王陛下の下で働く諜報部員。その名もコードナンバー『0093』
そんな0093の元に指令が下る。
英国の研究所から（別に英国でなくでもイイんじゃね？）洗脳信号が組み込まれたディスクが盗み出された！
TV局を開局し、電波を通して日本の国民を洗脳しようとする組織が…。
一方、父親の正体がスパイと知らない草刈の娘（実娘！）は、TV局のイメージガールに選ばれ、陰謀の渦に巻き込まれようとしていた。
愛する娘のため、指令を全うするため、草刈正雄が悪に立ち向かう！


ストーリーはベタながら、面白く仕上がってると思います。
しかし！
ギャグ（セリフも映像も）が寒すぎっ！
親切すぎるっていうか『もう、分かったからイイよ！』ってくらいクドい。特に映像のギャグかな？
ネタを振るくらいで１拍後に『！』っていうくすぐりとか、瞬間に笑い（苦笑も含め）に繋がらないと、つまらないと思うんですよ。
ダダ流しのギャグほど寒いモノは無いっスよ。

だから、間とかテンポが悪いんだよね。
『ヤリ逃げ』くらいの潔さが必要だと思います。
ぶっちゃけ、堤幸彦監督だったらもっと面白いんだろうなぁ～、と思ってしまいました。

プロデューサーの丹羽多聞アンドリウってどこかで見たなぁ～と思ったら、『東京少年』『東京少女』のフライヤーで見たんだね。
監督の篠崎誠って人は知らないです。
ベルリン映画祭最優秀新人監督賞はじめ、海外で11の映画賞を受賞してるらしい。ふ～ん。

しかし、その点をクリアしてたのが草刈正雄と、TV局のボス嶋田久作。
さすがベテランって感じで笑いの間が分かってる！
それまでは、草刈正雄ってあまり良い印象が無かった（ルックスが良すぎたんだよね）んだけど、TVドラマの動物のお医者さんの教授が面白くてねぇ。
ひょうひょうとしてるところが、ちょっとツボでした。
その時から、コメディもイケるんだ！と再認識したのでした。

ネタとしては、面白いと思います。笑いのツボは人それぞれだと思うので。
機会があったら観てください。

ちなみに、エンドロールのストップモーションはスゴイです！
麻有ちゃんはやっぱり慣れないせいかブレちゃってますが、他の皆さんは素晴らしい！
途中から一生懸命笑いをこらえてるのが、ちょっと面白いです。

草刈正雄が歌う、テーマソング。
ちょっと欲しいです…。


0093　女王陛下の草刈正雄　オフィシャル・サイト

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