前作から２年以上経ってるので、正直、忘れてました。
先日のTV放映も見逃しちゃったし。
ま、いいか。と軽い気持ちで観に行きました。

ぶっちゃけ期待はしてなかったんですが、予想通りでした…。
何か、評判良いみたいですけどね。ちょっと『えぇ～？』って感じ。

２作目で大きな見せ場が無いからか、ダラダラ、ぐだぐだな印象でした。
前作は２時間越えが苦じゃなかったんだけど、今回はちとキツかった。

まず、キャラに華がない。
カスピアン王子？
ぶっちゃけ、TVのインタビューに答える素顔のベン・バーンズの方が全然カッコイイです。
主役のオーラが感じられないんですよね。そこがイイのか？

個人的好みで言うと、次男坊が生意気そうなUK小僧に成長していて嬉しいです。
長男が何か『自己中』で、どーも好きになれないんですよね。

前回のタムナスさんや、キツネ（イタチ？）みたいな魅力的なキャラが、今回はいないなぁ～。
ネズミの騎士の扱いをもうちょっとどーにかしたら、もっと面白かったと思うんだけどな。
『おちいさい人』との葛藤や交流がもう少し描かれれば深みが出たと思うんですが。

全体的に薄っぺらいんですよね。

そんな中でも『華』があるのは白い魔女のティルダ・スウィントンですね。
これで、話が広がるか？と思ったらあっという間に終わっちゃって残念！

そう。
これは前回も感じたんだけど、各エピソードの結末があっさりしすぎ。
ギャグっていうか、『くすぐり』も中途半端で笑ってイイのか何なのか…。
全部濃くする必要はないけどさ、全部が軽いとそれもちょっと拍子抜け。
メリハリって大事ですよね。

逆に、ラストのアスラン登場～！で解決編は、え～？と引くような大げさなシーン。
『神』って事なんスかね？
そうそう。その後で、川からあがってくる兵士たちが何だかフツーにあがってきて『は？』って感じだったんですけど。
何か、すべてがちょっとずつズレてる感じでした。

それでも、次回も観ちゃうんだろうな。
ハリー・ポッターもなんだかんだ言いながら全部観ちゃってるし。
まぁ、今回の感想はカップルデーだったので、1000円で良かった…。って感じですかね。


ちなみに。
ベン・バーンズって『スターダスト』の冒頭シーンで、主人公の父親の青年時代を演ってたんですね。
知らなかった。
そーいやー、冒頭シーンがめっちゃ安っぽかったんですよね…。


ちなみにpart２。
エンディングの曲がイイです！珍しく、スコアじゃなく歌もの３連発。

１曲目の曲の感じや歌い出しで『おっ？ヴァージニア・アストレイか？』と思ったら、途中の力強い歌い上げに違いを感じ。
Regina SpektorというロシアのSSWだそうです。
Napsterで過去２枚のアルバムが聴けます。なかなかイイです。揃えちゃおうかな？

続く２曲目も、何だか英国ポップっぽくてイイ感じ♪
と思ったら、コチラはベルリンのSSW、Oren Lavie。
個人的に、この曲はかなり好きです。

そして最後はアメリカ！
Switchfootです。

通して聴くと統一感があるんだけど、こんなに各国からの音だとは思いませんでした。
サントラにはもう１曲、未使用曲としてノルウェーのHanne Hukkelbergの歌声も収録されてます。



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