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テーマ:映画館で観た映画(8562)
だいぶ良くはなりましたが、なかなか治ってくれないノドと咳。
連休中に完治は難しそうです…。 しかし、今日は布団を干してシーツから布団カバーから全部洗ったのでカゼ菌は抹殺出来たのではないか?と思ってます。 連日猛暑が続いてますが、さすがに立秋を過ぎたからか風が気持ちよくなってきました。 連休中、毎日冷房じゃ電気代が心配?と思ってたけど、昼間は窓を開けておけば風が通って気持ちいいです。 そして夜は映画館に涼みに。って別にそーいうつもりじゃないんだけど。 崖の上のポニョを観てきました。 感想は面白かったです! 何だか巷の評判はあまりよろしくない様なんですが、私的には全然アリでした。 何だろう? スケールのデカさとか、難しいテーマとかが無いとダメなのかな? たしかに、オープニングとかジブリ美術館の映画館でやる映画みたいだな、とは思いました。 でも、オープニングはしばらくセリフが無いので、どんどんスクリーンに引き込まれてしまいます。 そんな『シンプル』さ(めちゃめちゃ手がかかってるけど)がミニシアター的だったりするのかな? 途中、絵のタッチとかが『くじらとり』を思い出してしまったりね。 でも、そんなベタ塗りのようなシーンと細かいタッチの風景とのバランスが絶妙だと思いました。 最初に出てくる、色鉛筆で描いたような宗介の家が好きです。 色の美しさも印象に残ります。 宗介が5歳という事で、どーしても『トトロのめいちゃん』に似てるなぁと思ってしまうのは仕方ないんですかね。 ポニョも5歳くらいの女の子の設定ですからね。 ていうか、人間になったポニョがとにかくカワイイ! ポニョが我儘を貫き通す物語っていうから、どんなにイヤな子かと思ったら全然素直でカワイイ子でしたよ。 宗介もポニョも子供が声やってるんですよね。 すごいなぁ~。全然違和感なかったです。 意外と所ジョージも良かったし。正直『どーなの?』と期待してなかったんですけどね。 ただ、音楽はちょっとオーバーだったかな?って感じです。 音楽もシンプルな方が良かったんじゃないかなぁ? 宗介、ポニョ、リサのお互いを想い合う気持ち。 子供の宗介にもある無償の愛 そして目に見えない愛と信頼によってつながる人間関係。 それは人間と自然ともかつてはそうだったのかもしれないなぁ。 これまでの宮崎映画だったら、ポニョが引き起こす自然の歪みを危機感をもって訴えたかもしれない。 それを『魔法』という言葉で包んで子供の前に提示する。 恐怖感を覚える荒れる海の上をポニョが走り、水没した町には古代魚が泳いでいる。 全体を通して、ストレスを排除して柔らかで優しい空気に包まれている。 何かと『戦い』ばかりの最近のアニメへの挑戦かも、と思った。 それはグランマンマーレの言葉『私たちは元々、泡から生まれたのよ』に表れている気がする。 『崖の上のポニョ』 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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