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テーマ:映画館で観た映画(8562)
昨日のストレスフリーな『崖の上のポニョ』から一転。
今日はダークナイトを観てきました。 ちなみに今日は『仮面ライダーキバ&ゴーオンジャー』の公開日だったらしく、子供連れのお客さんがいっぱいでした。 ダークナイトのパンフを買おうと思ったら、前にいた子供連れがキバのグッズを買い込んでいてすげぇ待たされた…。 で、ダークナイトの感想。 疲れた…。 つまらなかったわけではなく、十分楽しめたんですが十分すぎて疲れました…。 昨日と打って変わって152分間、ほぼ緊張の連続。 冒頭の銀行強盗のシーンから、私の緊張と恐怖感はすでにMAX状態でした。 アメコミ好きのダンナが一番好きなのがバットマンらしいんです。 故に、今回のも納得できる出来じゃないと言ってました。 映画として一番好きなのはスパイダーマンらしい。 スパイダーマンのようなエンターテイメント性は少ないかもしれませんね。 『リアル路線』と言われてますから。 リアルといえば、やっぱり話題はジョーカー役のヒース・レジャーですかね。 マジ、恐いぜ~! 『狂気』ってこういうのを言うんだろうな。 あまりに恐くて何度もスクリーンから目を背けてしまいました。(だってホントに斬りつけそうなんだも~ん!) 神経質そうに舌をならしながら話す様が、また緊張感を増すんだなぁ。 でも、看護婦姿のジョーカーはちょっとかわいかったです♪ 病院を出てからは、これまた更に常軌を逸して超クレイジーで恐いんだけど。(このシーンが一番印象に残ってるかな?) とにかく、ジョーカーは必見です! そして終わらないバットマンとジョーカーの戦いのように、『まだあるの?』と次から次へとギリギリの状態の中で事件が起きていき…。 すっかりお腹いっぱい状態になってしまった私でした。 でも、何だかスカッとしないんです。 いわゆるアメコミヒーローものなんだけど、このスカッとしない混沌とした世界がバットマンなのかな? アクションや爆発とかハデなシーンもあるんだけど、スカッとしない。 リズムや間なのかな? あ、だからあの音楽が合うんだ! 緊張感を更に高めたのが音楽でした。 過剰な高揚感を排除して、映像と共に神経の底から緊張するようなちょっと不快にさえ思う音。 最近のヒーローものにロック系の重低音がカッコイイ!と思っていた私ですが、これはかなりポイントの高い音楽でした。 その辺も含めてのリアル路線って事なんですかね。 でも、最後のバットマンとトゥーフェイスの戦いはちょっと…て感じだったかなぁ。 ドキドキしたけど、エピソードとしては弱い感じがしたな。 それよりも脇を固める名優陣がまたイイ仕事をしてます。 ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン 奥深さのある役者さんは観ていて安心感があって、それが存在感になります。 そーいえば、最近クリスチャン・ベールの暴行事件が話題になってたけど、そんな事するようには見えない顔です。 ホントに『セレブな紳士』が似合う顔だなぁ~。 スカッと爽快!アメコミヒーロー!の思い込みを払拭するダークな映画です。 それをふまえて観たら、もっと楽しめるかも? ていうか、みんな分かってるからこれだけヒットしてるんスよね。失礼しました…。 それにしても、つくづくヒース・レジャーの死がいたたまれる。 心から冥福を祈りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.11 15:12:08
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