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テーマ:映画館で観た映画(8562)
カテゴリ:■CARTOON hero
待ってました!
『時をかける少女』から3年。貞本義行×細田守コンビ復活の新作! サマーウォーズ っていうか、脚本、作画監督共に時かけ組だったんですね。 独特のフニャフニャ感は細田組の持ち味なのか? 感想としては面白かった! ていうかめっちゃ面白かった!!! のどかな田舎暮らしとハイテクの対比みたいな感じなのかと思ったら、全然違っていて。 舞台が緑豊かな山間ってだけで、ストーリー自体にはあまり絡んでいない。 っていうか、ハイテクに乗り遅れる印象だった田舎の村にもフツーに普及してるのが自分的には目からウロコでした。 逆に、自然があって家族の賑わいがあって、ハイテクをフツーに使いこなしてるこの世界がちょっとうらやましかった。 こういう日本になるとイイね。 ストーリーも分かりやすくて、私にも理解できました。 でも、分かりやすかった分、とてもリアルだったのでちょっと怖くもなりました。 ネット犯罪みたいのがこれからもどんどん増えて行っちゃうのかなぁ~。 しかし目線を変えれば、世界中の人たちとつながれるんですよね。 OZみたいに、言語を自動翻訳してくれるようになったらコミュニケーション取りやすくなるのにね。 善と悪(ちょっと違うかな?)って、ホント考え方一つで、みんながイイ方向に考えてくれれば世界は一つになれるのかなぁ?なんて思っちゃう。 楽天家すぎますかね?私。 ラストの世界中の人とつながる所では感動しちゃったもんなぁ~。 ちょっと大げさだったけどね。 しかも意外にあっけなく決着ついちゃったし。 キングカズマとの対決は見応えがあった(アクション系だしね)のに、ちょっと『あらら?』って感じでした。 キングカズマのアクション対決は格好良かったですねー。 飛ぶ系のスピード感?みたいのは時かけから好きでした。 でも、全体的なテンポっていうかリズム?はちょっと悪い感じがしたなぁ~。 多分それはセリフのリズムじゃないかなぁ? 個人的には今回のキャスティングはイマイチ、イマニ?イマサンくらいだなぁ。 時かけの真琴の声が太っちょのおばちゃんだったのにもビックリしたけど。カズマの声やれば良かったのに…。 やっぱり日テ○の圧力?あのカズマはねぇーな、と思った。健二も…。 ヤングエースでマンガを読んだんだけど、面白かったんだよぉー。 自分のリズムで読めるからかもしれないけど、テンポもイイし、緩急ついてるし。 映画だと夏希先輩のアイドルっぷりとか、健二との関係性とかちょっと薄いもんね。 おまけになりがちなチビ3人が意外とイイ味出してて良かった。 親戚だけでも30人弱いるキャラがどれもちゃんと立ってました。 だからメインの声が残念だったんだよなぁ~。 富司純子って柔らかい清楚なイメージだったんだけど、あんなに気っぷの良いおばあちゃんも出来るんですねぇ~。って失礼ですかね? 場を締めていて、とても良かったです。 映像はやっぱり凄かった!キレイです! 田舎の風景も美しいし、OZの世界もキレイ! 最近ではCGで仮想世界も実写みたいに出来るけど、私はやっぱりアニメの方が好きです。 個人的には、おばあちゃんが亡くなった後、みんなのいる縁側をずーっとなめるシーンが好きでした。 夏希先輩の『え~ん』というひらがな泣きも細田作品の定番(?)。 やっぱり何だかんだ言っても、人と人のつながりって事ですかね。 家族のつながり、先輩後輩のつながり。 更に顔も知らない人とも一つの目的によって繋がれる現代。 人のつながりが希薄になっているようだけど、実はつながりが広がっているんですよね。 意外と世の中捨てたモンじゃないんスね。 人間ってスゴイっスよ。きっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.03 22:21:35
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