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私は正直、Sigur Rosといえば『()』のようなアンビエント系が好きで、ロックっぽいリズムがハッキリしてるのはあまり好きじゃない。
静寂の中で胸をかきむしられて、あまりの切なさに絶叫してしまいそうになるあのカオス感がたまらなく好き。 そんなSigur RosのJonsi(ヨンシー)の初ソロ作。 内に内にと籠もっていくアンビエント感は影を潜め、とても外に開かれている。 清涼感、透明感でキラキラして、まるで森の妖精のようです。 Sigur Rosってとっつきにくい…と敬遠してる人も多いと思いますが、このアルバムを偏見をとっぱらって聴いてみてほしい。 っていうか、逆に偏見を持ったまま聴いてみて! あまりにPOPでビックリするから! 先行シングルの『go do』は、もう傑作です!素晴らしいの一言! 導入部分から笛の音が聞こえてきてリズムが力強く入ってきて、ヨンシーの透き通る歌声。 何度聴いても素晴らしい! ちなみにPVもかなりイイので、是非観て下さい。 この生音感がイイね。 最近の私のお気に入り『かいじゅうたちのいるところ』のサントラに近い感触です。 あとはVAMPIRE WEEKENDとか? たまにふとよぎる胸騒ぎ感はSigur Rosに近いかな? そしてやっぱり、アンビエント系の曲はイイね。 この静かに押し寄せてくる切なさが心地良いんですよ。 内に入り込んで行くんだけど、不思議と浄化されてる感じがするんだよね。光が見えないのに。 このテのアルバムは、通して聴く事があまりないんだけど(途中で曲に飽きちゃったりイマイチぐっとこない曲があったりして)これは通して聴けますね。 むしろずーっと聴いていたいくらいに気持ちいい。 久しぶりに私の新しい薬をgetしました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.01 00:18:55
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