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障子(しょうじ)【冬障子 腰障子 明かり障子 雪見障子 襖 冬襖】《季 冬》
室内の仕切りや外気を防ぐのに用いる建具の総称。明かり障子・ついたて・ふすまなど。近年は、格子に組んだ木の枠に白紙を張った明かり障子をいう。(小学館刊行「大辞泉」より) 重なりしところの暗き障子かな 山田静雄 秋に「障子貼る」という季語で紅葉を張りこんだ障子のことを書きましたが、その彩の情緒もさることながら、やはり、光と影の世界にも惹かれてしまいます。 昔、昔、海外での日本の紹介で黄金の国であるとか、木と紙でできた家などが伝えられていたそうですが、薄暗い部屋での障子の影にはなんとも言えずしっとりとした気持ちにさせられ、これも詫び寂びの世界なのでしょうか? 映画「時をかける少女」のオープニングでの尾道の瓦並や、少女の影が一瞬浮かび上がるタイトルバックの障子は今でも印象に残っている大好きなシーンです。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002年12月08日 10時23分38秒
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