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釣忍(つりしのぶ)【吊忍 軒忍 釣荵 簷荵】《季 夏》
シノブの根茎を舟の形や井桁(いげた)に作り、夏、涼味を添えるため軒先につるもの。(小学館刊行「大辞泉」より) 稲妻の光の中の釣荵 藤井紅子 先月以来周囲から雨男の疑いを抱かれてしまい、このところ雨に対して神経過敏になっているきらいがあります。梅雨なので雨が降っていてあたりまえだとは思うのですが・・・ 夕立の激しい雨が降り続く中、肌寒さを運んで来る風に、軒先に吊された釣忍が微かに揺れています。 突然、まばゆい稲光が空を切り裂き、釣忍をシルエットで浮き立たせています。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003年06月23日 00時15分54秒
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