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青田(あおた)【青田面 青田時 青田晴 青田風 青田道】《季 夏》
田植えをしたイネの苗が生長し、一面に青々としている田。(小学館刊行「大辞泉」より) 青田風はいる仏間の灯のゆるる 後藤ヨシ江 子供の頃に数年を過した祖父母の百姓家が目に浮かびます。 夏になり、戸を開け放ってはいるものの、部屋の中は薄暗く、そして窓の外には、眩しくて目が痛くなるくらい青々とした青田が広がっていました。 その稲を波立たせて吹き込んでくる風はやわらかく、仏間の灯のゆれ方までもが心地よいのです。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003年07月09日 06時46分59秒
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