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心太(ところてん)【石花菜】《季 夏》
テングサなど、寒天質を含む海草を煮て溶かし、箱に流して冷やし固めた食品。ところてん突きで麺(めん)状に突き出し、醤油や酢・からしなどをかけて食べる。(小学館刊行「大辞泉」より) 心太器の色に透き通り 竹田ひさの 小学生の頃の一時期、父がやたらと心太にハマッていました。 夏の夜、家族で散歩がてら店に立ち寄っては心太を啜りました。 中学に上がって以降、なんとなく家族を疎ましく感じるようになっていた私にとって、まだ無邪気な笑顔で家族団欒に浸っていた頃がなんとなく気恥ずかしく思い出されます。 心太がつがれた器のように透き通ってはいるもののその先が雲ってボヤケテいる、遥か昔の記憶です。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003年07月09日 07時00分28秒
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