|
カテゴリ:映画・ドラマ・DVD
障子(しょうじ)【冬障子 腰障子 明かり障子 雪見障子 襖 冬襖】《季 冬》
室内の仕切りや外気を防ぐのに用いる建具の総称。明かり障子・ついたて・ふすまなど。近年は、格子に組んだ木の枠に白紙を張った明かり障子をいう。(三省堂「大辞林」第二版より) 時をかける少女 高校生の芳山和子はある日、同じ情景を何度も体験していることに気付く。彼女はタイムトラベラーになってしまったのだ。やがてその能力は、かつて理科実験室でかいだラベンダーの香りに秘密があることが判明するが……。筒井康隆原作のジュブナイル「ラベンダーの香り」の映像化。 重なりしところの暗き障子かな 山田静雄 「障子貼る」という季語で紅葉を張りこんだ障子のことを書きましたが、その彩の情緒もさることながら、やはり、光と影の世界にも惹かれてしまいます。 昔、昔、海外での日本の紹介で黄金の国であるとか、木と紙でできた家などが伝えられていたそうですが、薄暗い部屋での障子の影にはなんとも言えずしっとりとした気持ちにさせられ、これも詫び寂びの世界なのでしょうか?映画「時をかける少女」のオープニングでの尾道の瓦並や、少女の影が一瞬浮かび上がるタイトルバックの障子は今でも印象に残っている大好きなシーンです。ちなみにこの作品は大林宣彦監督の尾道三部作の二作目にあたります。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画・ドラマ・DVD] カテゴリの最新記事
|