大石忌（おおいしき）

2006年03月20日

テーマ：今日の出来事(291636)

カテゴリ：映画・ドラマ・ＤＶＤ

携帯版『秋桜歳時記』

大石忌（おおいしき）陰暦二月四日【良雄忌】《季　春》

おおいし-き【大石忌】
三月二〇日、京都祇園(ぎおん)の一力(いちりき)亭で行う大石良雄の法要。（三省堂「大辞林」第二版より）

忠臣蔵
製作年：1958
監督：渡辺邦男
製作：永田雅一
出演：長谷川一夫、勝新太郎、鶴田浩二、市川雷蔵[8代目]

一本の庭の白梅大石忌　　　若林北窗

『ラストサムライ』を見た時に、“武士道”の潔さに感動し、時代と共にそれが失われていく現実に寂しいものを感じました。
また、バブル経済の頃から会社組織とは一線を画した労働形態のフリーターが生まれ、バブル崩壊と共に吹き荒れたリストラの嵐と共に企業も正社員を減らし、契約社員、派遣社員を活用するようになっている現在では、君主への忠義という感覚も、なんだか時代錯誤のように思えてしまうのではないでしょうか？特に最近、これまでの日本社会の慣習と世界標準とのジレンマが顕著になってきたようにも感じます。正社員の数が多い企業ほど生産性が高いというデータも大事な何かを物語っているのではないでしょうか。
そして団塊の世代の定年もからんではいるのでしょうが、なににせよ正社員として新規採用が増え始めたことは明るいニュースだと思います。（秋桜歳時記）