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テーマ:今日の出来事(291561)
カテゴリ:酒・肴
【4K 360°movie】VR 北野天満宮 梅苑~茶店 ライトアップ 下鴨神社・相生社 縁結び祈願の方法 俳句でイジメが解決できる? 梅(うめ)【梅の花 野梅 白梅 臥龍梅 老梅 飛梅 梅が香 梅一輪】《季 春》 《「梅」の字音「メ」から変化したものという。平安時代以降「むめ」と表記されることが多い》 1 バラ科の落葉高木。葉は卵形で縁に細かいぎざぎざがある。早春、葉より先に、白・淡紅・紅色などの香りの強い花を開く。実は球形で、6月ごろ黄熟し、酸味がある。未熟なものは漢方で烏梅 (うばい) といい薬用に、また梅干し・梅酒などに用いる。中国の原産で、古くから庭木などにし、品種は300以上もあり、野梅 (やばい) 系・紅梅系・豊後 (ぶんご) 系などに分けられる。松や竹とともにめでたい植物とされ、花兄 (かけい) ・風待ち草・風見草・好文木 (こうぶんぼく) ・春告げ草・匂い草などの別名がある。《季 春》「二もとの―に遅速を愛すかな/蕪村」 2 梅の実。実梅。《季 夏》 3 襲 (かさね) の色目の名。表は白、裏は蘇芳 (すおう) 。うらうめ。 4 紋所の名。梅の花・裏梅・向こう梅など。 (小学館「デジタル大辞泉」より)老幹の横たはるあり夜の梅 高野 素十 新型コロナウィルスオミクロン株による感染拡大第6波に対する「まん延防止措置」も今日で全ての都道府県で終了を迎えます。 新規感染者数は減少傾向に向かっているものの、日本国住民の生命、身体、財産を守る立場にいる為政者の方々は、日本国内で暮らす人々に向けて、まだまだ油断せず気を引き締めた行動を取るようにと喚起を続けています。 私は今月末にワクチン3回目の接種を受ける予定ですが、今更ながらも、今後withコロナ社会はどう進展していきそうなのか、温故知新、かつて世界中を恐怖に陥れたスペイン風邪の顛末を紐解いてみました。 今から約100年前の1918年頃から1920年迄の僅か3年程の間に、日本では45万人、全世界で恐らく1700万人〜1億人以上の死者を生んだとされており、その影響で徴兵が困難になった事が奇しくも第一次世界大戦の終結の要因となったとも言われているようです。 またその収束の理由については正式には不明であるものの、当時はワクチンもなく、うがい、手洗い、マスク、人流抑制や感染者隔離といった感染予防に努め続ける中で、3回の感染拡大の波を繰り返すうちにウィルスの変異による弱毒化と集団免疫獲得に至った事ではないかと推察されているようです。 どことなく今回の第5波デルタ株の収束の顛末が思い浮かびます。 2022年に新型コロナに対して国内初の緊急事態宣言が発令されてから今年で3年目。グローバル化と移動手段の高速化による人流の広域化といった違いもあり、スペイン風邪の収束がそのまま当てはまる事はないのかもしれませんが、これまでの感染予防対策を粛々と継続していきながら、コロナ禍収束と経済活動再開後のwithコロナ社会の展望に希望を持ちたいものです。 ところで、学問の神様として名高い菅原道真公を祀った北野天満宮も梅の見頃を迎え始めています。 藤原時平の陰謀によって大臣の地位を追われ大宰府へと左遷された菅原道真公が亡くなると、京(みやこ)では天候不順や政治の混乱が続き、人々はそれらの災いが道真公の怨霊によるものであると考えました。 道真公の乳母をつとめていた多治比文子は自分の家の庭に小さな祀を設け、道真公の臣下の味酒安行が「道真公の怨霊が雷神となり天に満ちた」という神号「天満大自在天神(そらみつだいじざいてんじん)」という神格で祀り、道真公を拝んでおりましたが、文子は天神となった道真公から北野の地に祀って貰いたいとの託宣を受けました。 その後、清涼殿が落雷を受け多くの死傷者が出た事件を契機に、道真公の怨霊が、平安京の西北・天門の鎮めとして北野の地に祀られていた火雷神と結び付けて考えられて火雷天神(からいてんじん)と呼ばれるようになり、北野の地に北野天満宮を建立して道真公の祟りを鎮める事になったということです。 北野天満宮の神紋は「星梅鉢」、太宰府天満宮は「梅花」、湯島天満宮は「梅鉢」というように天満宮の神紋は道真公が梅を好きだった事から梅の紋が使われるようになったそうです。 「東風吹かばにほひ起こせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」 と別れの歌を詠んで京を離れた主人を慕い、京の道真邸に植えられていた梅の木が左遷先の太宰府まで飛んでいったという「飛梅伝説」も因縁めいているようです。 4年前、まだコロナ禍の事など予想だにしなかった早春の宵に北野天満宮の梅苑を訪れたあの日の事が遙か遠い昔のように思えてなりません。(秋桜歳時記) #梅 #北野天満宮 #菅原道真 #和歌山大学 #女子大生 #梅酒 #歳時記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年03月13日 11時28分49秒
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