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季語と暮らす生活!   歳時記で知る日本の四季

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2022年11月25日
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カテゴリ:ふるさと納税
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季語と暮らす生活  

河豚汁(ふぐじる)【ふぐと汁 河豚鍋 河豚ちり 鰭酒 河豚の宿】《季 

ふぐ‐じる【河=豚汁】
《古くは「ふくじる」とも》フグの肉を実にした味噌汁。鉄砲汁。ふくとじる。《季 冬》「―の我活きて居る寝覚哉/蕪村」(小学館「デジタル大辞泉」より)

河豚汁にあたたまりもし灘泊り   山田 月家

 以前、長門市の仙崎に行った帰りに下関に立ち寄って知人を訪問した際の夕食に春帆楼での河豚料理をご馳走になりました。天皇陛下も訪れたことのある老舗で、かつて日清講和条約(下関条約)締結の舞台となった場所だという事で、敷地内の一角にその時の部屋が移設されていて見学させていただきました。

 今でこそ料理屋さんで河豚料理を口にする事ができていますが河豚は「当たれば死ぬ」ことから「てっぽう」とも呼ばれ豊臣秀吉が「河豚食禁止の令」を発令したのを始め、江戸時代になっても多くの藩で食を禁じられていたそうです。

 数年前にテレビの再現ドラマで河豚料理解禁の経緯を見たことがありました。明治時代、内閣総理大臣だった伊藤博文公が下関で宿泊した時に、しけで魚が全然手に入らず、困り果てた女将が、やむを得ずに河豚料理を提供ところ、「一身よく百味の相をととのえ」と感嘆した伊藤博文公が山口県知事に河豚食解禁を働きかけたことにより、下関で河豚が食べられるようになり、以後河豚料理が全国に広がったそうで、その河豚料理公許第一号店こそが春帆楼だったということです。

 しかしながら江戸時代にも河豚は食べられていたらしく、江戸時代に記された料理の書物に「ふぐとう汁(ふぐ汁)」という料理法が記されているそうで、松尾芭蕉や小林一茶、与謝蕪村の「河豚汁」など河豚料理を季語にした俳句も残されていました。

 下関では河豚の事を「福」にかけて「ふく」と呼んでいると聞いた事がありましたが、「ふく」と呼ばれた由来は他にも、古来より膨らんた河豚の姿から「ふくるる」や、脹らんだ姿を瓢箪に見立てて瓢箪の別名である「ふくべ」と呼んでいたからという説もあるようです。

 今では回転寿司でも河豚フェアがあって、「くら寿司」でのポン酢ジュレで味わうプリプリした身の食感も大好きです。(秋桜歳時記



#歳時記 #ふるさと納税 #ふぐ #山口県 #長門市 #下関市





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Last updated  2023年01月31日 11時59分19秒
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