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季語と暮らす生活!   歳時記で知る日本の四季

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2023年02月17日
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カテゴリ:
「 鎌倉物語」 サザンオールスターズ

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余寒(よかん)【残る寒さ】《季 

よ‐かん【余寒】
立春後の寒さ。寒が明けてもなお残る寒さ。残寒。「―厳しき折から」《季 春》「鎌倉を驚かしたる―あり/虚子」(小学館「デジタル大辞泉」より)

季語と暮らす生活  

鎌倉を驚かしたる余寒あり    高浜 虚子

 昨年は「鎌倉殿の13人」で久しぶりに大河ドラマを見ました。覇権の為には盟友をも手にかけて、更には血族でさえも殺戮に及んでしまうスリリングな武家のテロリズムに驚愕しました。

 鎌倉時代には臨済宗や曹洞宗といった禅宗の戒律的で自己の修行や鍛錬によって悟りの境地へ行くという精神が武家に好まれたそうですが、明日をも知れぬ我が身の死生観が伺えるような気がします。

 父親が亡くなった時に初めて我が家の宗派が浄土宗だったと知ったくらい、私にとって宗教は縁遠いものでした。

 母方の祖父母の家にはそこそこ大きな仏壇があったのですが、内側は漆色の質素な色合いのもので、子供の頃の話なのではっきりとは覚えていないのですが、その時に「禅宗だから」と聞いたような気がします。

 中学生の頃、母方の祖母が体調を崩して医者も原因が判らない微熱が続いた事で母がとある神社にお祓いに行き、私も連れて行かれました。年配の女性神職の方に祝詞をあげて貰ったのですが、その後で「押入れの奥に守り刀が放置されていると思うので、その刀を磨くように」との御神託を伝えられました。やっと帰れると安堵したのも束の間、母がやにわに私を神職の前に差し出して「この子は休みの日も家でゴロゴロ寝てばかりいるのですが、どうにかならないでしょうか?」と尋ねたところ、お祓いが始まって、大きな声で祝詞があげられ、時折ペッペッと唾が私の顔にかけられて私は目を閉じたままじっと堪えるしかありませんでした。

 その後、私は刀が有ったのかどうかを尋ねることもなく、理由も解りませんが祖母の容体は改善したようでした。ただ青春真っ只中で育ち盛りだった私の睡魔は相変わらず直ることはありませんでした。(秋桜歳時記






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Last updated  2023年05月05日 10時29分06秒
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