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テーマ:今日の出来事(291563)
カテゴリ:趣味・実用・ホビー
雛人形の原型は日本神話にあった!? 「古事記」から読み解く、もう1つの雛人形誕生説【簡単解説/字幕付き】
俳句でイジメが解決できる? 京都 御金神社で金運アップの御利益を得る方法は? 雛(ひな)【雛祭 ひひな 雛遊 雛飾る 初雛 古雛 内裏雛 土雛 紙雛 雛壇 雛の宴 雛の客 雛の宿 雛流し 雛納 雛箱 男雛 女雛】《季 春》 ひな【×雛】 [名] 1 卵からかえって最初の羽が生えそろうまでの鳥。また、親からえさをもらっている時期の鳥。ひよこ。ひなどり。「―がかえる」 2 雛人形。ひいな。「お―さま」《季 春》「草の戸も住み替はる代ぞ―の家/芭蕉」 [接頭]名詞に付いて、小さい、愛らしい、などの意を表す。「―形」「―菊」(小学館「デジタル大辞泉」より) 筆に紅つけて雛の口を描く 瀬戸 十字 三月三日の今日は桃の節句、雛祭りの日です。 その昔、中国では「上巳(じょうし)の節句」である3月の最初の巳(み)の日は忌日(いみび)とされていて、穢れを祓うために水辺で身を清め、厄払いを行う習慣があったそうなのですが、それが平安時代に日本に伝わって人形に穢れを移して水に流す「流しびな」が行われるようになったそうです。 今のように雛人形を飾るようになったのは江戸時代になってからのようで、紫宸殿で行われる天皇と皇后の結婚式の場面を表現した雛人形を飾って祝うことで、女の子の健やかな成長と将来幸せな結婚ができるようにとの思いが込められているそうなのですが、その頃はまだ武家や貴族だけの慣わしであって、この慣習が一般家庭にも広まったのは明治になってからのようです。 江戸時代に「上巳の節句」が五節句のひとつに定められて、当初は3月の最初の巳(み)の日だったものが、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つと信じられていたことから3月3日が女の子の節句である「桃の節句」として定着したそうです。 童謡『うれしいひなまつり』では「お内裏様とお雛様・・・」と歌われていますが、実は「内裏」というのは天皇の住む宮殿・皇居のことを差しているのであり、本当は2体合わせて「内裏雛(だいりびな)」と呼ぶべきであって、男を「男雛(おびな)」、女性を「女雛(めびな)」と呼ぶのが正しい呼び方だということです。 子供の頃を思い返すと、我家では、床の間に内裏雛を飾って妹の節句を祝っていました。夕食では、ちらし寿司と甘酒が用意されていて、男である私も楽しみな一日でした。 ところで、雛飾りの由来については他にも諸説あるようで、中でも、お内裏様とお雛様は天皇と皇后の夫婦ではなくて実は天照大御神と素戔嗚尊の姉弟で、三人官女と五人囃子も古事記に出てくる「誓約(うけい)」に登場する神々に由来があるかもしれないとの説を聞いて驚きつつも、第二次世界大戦での敗北後に天皇が現人神から日本の象徴へと変化するとともに、あまり表立って語られることのなくなっているように思われる日本の神話に、ふと、思いを馳せていました。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年03月13日 16時54分37秒
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