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テーマ:今日の出来事(291553)
カテゴリ:旅
【LIVE】 世界遺産 厳島神社の大鳥居 /Hiroshima Miyajima Itsukushima Shrine, a World Heritage Site
俳句でイジメが解決できる? 京都 御金神社で金運アップの御利益を得る方法は? 初夏(しょか)【はつ夏 孟夏 夏始】《季 夏》 しょ‐か【初夏】 1 夏のはじめ。はつなつ。《季 夏》「建ちてすぐ薪割る水辺―の家/月舟」 2 陰暦4月の異称。 (小学館「デジタル大辞泉」より) 戸隠へ切符二枚や初夏の旅 武石 花汀 ゴールデンウイークをずらして15日に広島県の宮島に行ってきました。高校の時の修学旅行以来で約40年振りの訪問となりました。修学旅行の時は、せっかく宮島に泊ったのに厳島神社の記憶が全くなくて、今回、鳥居の修復工事も終えたということだったので、有給休暇を利用して宮島に行く事に決めて、全国旅行支援の延長再開直後にホテルの予約をしておきました。 昼食には宮島口にある「他人吉(たにきち)」さんで、あなごめしを食べる事にしていて午後1時に予約をしていました。京都からは車で約5~6時間かかるとの予想だったので朝6時に出発しました。その時には空はすっきりした青空が広がっていたのに葵祭を中止して翌日に延期にするとのニュースを聞いて驚きました。 途中、神戸を過ぎたあたりで5分ほど通り雨に遭いましたが、後はずっと快晴の下での快適なドライブとなって12時過ぎには宮島口に到着できました。この日泊るホテルを含めて宮島には駐車場がなかったので、宮島口にあるタイムズの駐車場に駐車していく事にしていました。平日だし余裕で駐められるだろうと高を括っていたところ、到着すると満車の表示が出ていて焦りましたが、運良く一台の車が出庫してくれて駐めることができました。「他人吉」までの道すがら、近くのビジネスホテルの駐車場には「兵庫県警」「香川県警」「和歌山県警」の警察車両が停まっていて、角角に立ってサミットの警戒業務に当たっている警察官の多さにびっくりしました。 当初、昼食のあなごめしは、明治34年創業の人気老舗店である「うえの」で食べるつもりでいたものの、地元広島の元バスガイドのユーチューバーである田中詩乃さんのチャンネル「田中詩乃のオモテナシーノ!」で「他人吉」の事を知って予約をしたという経緯なのですが、予約していて本当に良かったです。お昼時は、平日で1時間、休日だと2時間近く待ちが出ると聞いていた噂の通り、お店に着くと月曜日でありながら一階の待合室に入りきれずに表の歩道で順番待ちをしている人もいました。「うえの」は上野他人吉氏が郷土料理であった穴子丼を改良した「あなごめし」を開発して駅弁として販売を始めた「あなごめし」発祥のお店で、今でも弁当の店頭販売が行われており、宮島で堤防沿いのベンチに腰掛けて大鳥居を眺めながら「うえののあなごめし」の弁当を食べている人の姿もみかけました。 「他人吉」とは「うえの」の隣、上野商店の2階にある予約専門の店舗です。四代目上野純一氏の生家を昔のまま改装したという趣のある調度品に囲まれて、ゆったりとした時の流れる空間で100年以上守り続けてきた伝統の味を食す事ができました。火曜日と水曜日はお休み。月曜日と木曜日はお昼のランチのみ営業で、メニューは「穴子飯御膳」。金曜日、土曜日、日曜日は昼、夜ともに限定のコース料理となっていて、今回は月曜日で、穴子飯御膳を頂きました。酢の物の小鉢、穴子の白焼、あなごめし、香ノ物、赤出し、デザートがセットになったお得な定食で、ミニ、上、特上の種類がありましたが、その違いは穴子の量という事でした。あなごめしはイメージしていた甘ダレとは全く違う、あっさりした味付けのタレで、穴子のアラで炊き込んでいるという仄かな醤油味のご飯ともども上品な味わいでした。 宮島に渡るフェリーはJR西日本と宮島松大汽船の2社が運行していました。それぞれの違いとしては、ざっくりと言うと弥山に登る予定のある人はフェリーと宮島ロープウェーの往復チケットがセットで360円安くなる宮島松大汽船が、厳島神社の大鳥居の近くを通る航路の船に乗りたいならJR西日本のフェリーが良いとの事だったので、JRの船に乗りました。「他人吉」で、予約していた1時より早く入店及び食事をさせて貰える事ができたので、2時前には宮島に到着できました。 日差しが強い割に涼しい風がそよいでいたお陰でとても過ごしやすかったです。日焼けで顔に白くマスク跡がつくのが嫌だなと心配していたのですが、コロナが5類に変更になりマスク着用の規制も個人の選択に任された事や、食べ歩きグルメを楽しむ場所柄でもあった事で、お店の方や警戒業務に当たっている警察官を除いて、観光客でみると8:2の割合でマスクをしていない人の方が圧倒的に多くてマスクを外す抵抗感も感じずに済んでホッとしました。ホテルのチェックイン時には全国旅行支援を受ける為のワクチン摂取の確認も必要なくなり本人確認だけで済みました。そして食事の時でも、テーブルのアクリル板はなくなり、ビュフェを利用する際はマスクとビニール手袋の着用が求められていたのに、その必要もなくなっていました。 夕食後の散歩を兼ねてライトアップされた厳島神社の写真を撮りに出かけましたが、思いの外に夜道が暗くて不安に感じるほどでした。が、夜9時を回っても辻毎に立哨や巡回をしている警察官の方々の姿があって、妻は、丁度良いタイミングで宮島に来られて良かったと安堵していました。宮島の警戒に当たってくださっていたのは和歌山県警の方々でしたが、昼夜に限らず擦れ違う時には「こんにちわ」「こんばんわ」と優しく声かけをしてくれていて、観光客を取り締まっている訳ではなくて観光客を装って犯罪行為を起こすかもしれない犯罪者から島民や観光客を守ってくれているのだと思うと、仕事とはいえ彼らの重大な責務に感謝の念を抱かずにはいられませんでした。 幸い、天候にも恵まれて干潮時、満潮時、そしてライトアップされた厳島神社の写真を撮ることが出来て充実した休暇を過ごすことが出来ました。また、サミットも無事に終了し、各地から広島に派遣されていた警察官の皆様、本当にお疲れ様でした!(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年05月26日 17時10分06秒
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