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季語と暮らす生活!   歳時記で知る日本の四季

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2023年08月12日
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カテゴリ:本・PCソフト
五山送り火ダイジェスト

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俳句でイジメが解決できる?


季語と暮らす生活  

送火(おくりび)【霊送】《季 

おくり‐び【送り火】
1 盂蘭盆 (うらぼん) の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。門火 (かどび) 。《季 秋》「―のあとは此世の蚊遣哉/也有」⇔迎え火。
2 「門火 (かどび) 1」に同じ。(小学館「デジタル大辞泉」より)

かど‐び【門火】
1 盂蘭盆 (うらぼん) のとき、死者の霊魂を迎え送りするために門前でたく火。迎え火と送り火。《季 秋》
2 葬式で、死者を送り出すときに門前でたく火。
3 婚礼で、花嫁の乗り物が生家を出るときに門前でたく火。(小学館「デジタル大辞泉」より)

むかえ‐び〔むかへ‐〕【迎え火】
盂蘭盆 (うらぼん) に入る夕方、門前で麻幹 (おがら) などをたいて精霊を迎える火。門火 (かどび) 。《季 秋》「―やをりから絶えし人通り/万太郎」⇔送り火。(小学館「デジタル大辞泉」より)

うらぼん【×盂×蘭盆】
7月15日を中心に祖先の冥福 (めいふく) を祈る仏事。江戸時代からは13日から16日にかけて行われ、ふつう、迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚 (しょうりょうだな) を作って供物をそなえ、僧による棚経 (たなぎょう) をあげ、墓参りなどをし、送り火をたいて、霊を送る。現在は、地方により陰暦で行う所と、一月遅れの8月15日前後に行う所とがある。精霊会 (しょうりょうえ) 。盆。お盆。盂蘭盆会 (うらぼんえ) 。魂祭 (たままつ) り。うらんぼん。《季 秋》
小学館「デジタル大辞泉」より)

送り火は迎へ火よりも長く焚き    堀谷 鋭子

 迎え火や送り火の際に供えられている胡瓜や茄子は胡瓜が「馬」、茄子が「牛」を表していて、御先祖様を迎える時には胡瓜の「馬」に乗って早く帰ってきて貰い、送る時には茄子の「牛」でのろのろと帰って貰い少しでも長く一緒にいたいという願いが込められているのだそうです。

 ところで、1985年の今日、8月12日に群馬県御巣鷹山に日航機123便が墜落し、犠牲者520人、生存者は僅か4人という我が国最大の航空機事故となったことで、このような大惨事の再発防止への誓いを風化させないようにと8月12日を『航空安全の日』として定め、また、520人の犠牲者を追悼する意味で事故の遺族が編集したメッセージ集のタイトルから8月12日は『茜雲忌』とされているそうです。

 山崎豊子氏の小説『沈まぬ太陽』では三巻の「御巣鷹山篇」から事故の顛末が描かれていくようです。というのも、恥ずかしながら私は原作は読んだことがなくて、WOWOW開局25周年記念作品として製作されたドラマで視聴したのですが、全20話で製作された重厚なドラマでした。

 「空の安全」を守るために必死に企業改革を目指す人たちがいる一方で、私利私欲に溺れて会社を私物化する一部の悪人の姿には虫唾が走りました。小説はあくまでフィクションであり、実際とは異なると信じつつ、航空業界の話からは逸れてしまいますが、かつて、財務大臣だった塩川正十郎氏が、政府の一般会計では借金は1000兆円を超えてお金がなく窮屈な財政運営になっているので増税が必要であると議論する一方で、実質審議がほとんど行われることのない特別会計には眠っているお金がかなりあると言うことを例えて「母屋(一般会計)でおかゆをすすっている時に、離れ(特別会計)ですき焼きを食べている」とした発言を思い出しました。

 お盆休みも始まり、高速道路での渋滞や、なかには水の事故などの痛ましいニュースも報道されています。
 御霊を供養させて頂きつつ、御先祖様には安らかに過ごしていただきたいと願っています。(秋桜歳時記



#送り火 #迎え火 #盂蘭盆 #門火 #歳時記





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Last updated  2023年08月15日 16時44分07秒
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