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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:食
昨日、ヴィノーヴォというトリノの南西にある町で行われいる「PIZZA FESTIVAL SHOW」へ行ってきた。
平野のヴィノーヴォに着いて車から降りると・・・暑い。蒸し暑い。日本の夏の夜みたいに暑い。 日本のように暑いのは幸いにもアスファルトの上だけだった。会場になっている芝生の公園へ入っていくと、ちょっとはマシ。北イタリアの平野の夏の夜、と言う感じ。 ピザ祭りということで思い出すのは、去年行った違う町のピザ祭り。 物凄い行列で、ピザを注文して30分後の出来上がりになります、って言われて、待ちきれず、結局近くのピザ屋へ食べに行ったっけ。 そうでならない事を祈りながら行くと、時間帯的には8時半と食事時だったんだけど、割とスイスイとピザにあり付くことが出来て、主催する側が相当しっかりしているんだなと感心した。 まずは会計で支払いを済ませて、引換券を貰う。 ピザ(マルゲリータ、マリナーラ、ビアンカネーヴェのうちひとつ)+飲み物+ジェラートもしくはスイカ一切れ+コーヒーもしくはリモンチェッロなどのリキュール、アマーロ=10ユーロというセットがあったので、これを二つとピザだけ別にもう一個の引換券を貰う。 もっと豪華なトッピング付きのピザを頼むには、2ユーロのトッピング券をプラスするシステムになっていたけど、私は別にマルゲリータでいいし・・・子供もどうせそんなに沢山は食べないからマルゲリータで良いし・・・夫はマリナーラが良いって言うし、結局ベースのものにした。 ピザのスタンドがいくつもあって、これはどういうことかな? と思ったら、各スタンドにそれぞれ違うピザ屋が来ていて、どこでも好きなピザ屋に行ってピザを注文できるというシステムだった。 ほとんどがトリノのピザ屋。 美味しいと評判を聞いているピザ屋はないかなぁ~と名前を一通り見回してみたけど、なかった。さすがに行列ができる評判の店はこういうところには来ないか。 一通り見て、カプリという名の、いかにもナポレターニのピザ職人がいるお店を選んでみた。 2番目に行列が出来ていたところだし、ピザも大きめだったし。 注文してから生地を広げてトッピングして釜に入れて焼いてくれるので、待っている間、生地の伸ばし方を研究。 ピザ、私はまだ研究中だから、見られるときにどんどん見て研究しておく。 カプリ、なかなかの味だった。 ピザってお店によって全然違うんだけど、カプリのピザは生地の塩気がほとんどない。 トッピングとあわせて食べても全体的に塩気控えめ。私はこのくらいの塩気の方が好きだな。 たまにピザ食べた後すっごいのど渇いちゃうことってない? 夜中、何度も水を飲みに起きなきゃならないようになることが・・・。ああいうのは嫌だよね。 ピザ屋ってすっごい当たり外れが多いので、私は滅多に新しいピザ屋に入っていけないんだけど(どうもいつものところへ行っちゃう)、こういう祭事で新しいピザ屋を試すのも良い手だね。 ビール片手にピザを食べた後は公園を散歩しながらアイスを食べて、最後にリモンチェッロ。 なかなか良い感じのゴハンだった。 今月始めに私が住んでいる町で毎年恒例のビール祭りがあったんだけど、ビールの祭りのくせに3種類しかビールがないし、しかも生ぬるいし、で、やっぱりこういう祭事は駄目だなぁ、って思ってたけど、今回のピザの祭事はなかなか満足できた。 しかも、ビール祭りで飲んだビールより断然ビールが美味しかった!! このPIZZA FESTIVAL SHOW、ヴィノーヴォで30日まで開催しているので、お近くの方、暇だったら足を運んでみてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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