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テーマ:イタ車 万歳!(626)
最近探している事があるの。
我が家のFIAT500はモデルがLで製造された年が1968年。 買ったときすでに・・・って言うかもちろんもうかなりの年月が流れているので、新車を買うときに付いて来るいわゆる『取扱説明書』なんてものはなかった。今の500の前に買った500にももちろん付いていなかった。 最近ebayでよくこの取扱説明書を見かけるんだよね。 何種類かあるんだけど、一体どのバージョンがうちの500のものなのかが分からない。 『FIAT500L』と表紙に書かれているのは2種類。 上の写真の500LとFが重なっているのは1972年、1973年(製造は72年だけど買われたのは73年)のLとFに配布されていたもので、下のLとFが隣に並んでいるのは1970年~1971年にかけてLとFに配布されていたらしい。 うちの500は1968年に製造されて買われたものなわけで、上のどちらにも値しないわけだ。 そんな折、先日発見したのが、これ↓ ベースの500(F)の取扱説明書じゃ足りないL独自の技術的な内容が書かれた小冊子。 ということは、上の2枚目の500が2台並んでいる表紙の前に配られていたらしいこれ↓ これ+L用小冊子というセットが、うちの500にとってはオリジナルの『取扱説明書』ということになる。 でもね、L用小冊子なんて滅多に見つからないのよ、これが。 で、最初の2枚の写真のどちらかを入手したいと思うんだけど・・・この内容が違うのかどうかが分からない。表紙しか違わないんじゃないかと言う人もいるんだけど、確かな答えはまだ闇の中。 ちなみに、1枚目の写真の500が重なっているものは、500Rにも配布されていたらしい。もちろんR用小冊子も一緒に。 チャランポランなんだな、FIAT。型を変えたらちゃんと取扱説明書の内容も変えようよ。 日本語バージョンの取扱説明書ももちろんあるんでしょう? 日本ではこの辺、どうなっていたんだろう???? イタリア語の取扱説明書と小冊子をそのまま翻訳したものが付いてきたのかな? それとも日本ではちゃんとL用、R用、などと取扱説明書が違ったのかな?? ちょっと興味がある。 [追記] 昨日更にいろいろ調べてみたら、また分かった事がある。 500Lの製造は3期3バージョンに渡っている。 バージョン1は1968年8月から1970年2月まで。 バージョン2は1970年2月から同年11月まで。 バージョン3は1970年11月から1972年11月まで。 バージョン2にはバージョン1に比べてボディに何らかの変更がある。 バージョン3にはバージョン2に比べて内装に何らかの変更がある。 そうなんだ。知らなかった、そういう変更があったのって。 ちなみに、500Lは3つの工場で作られていた。 FIATトリノ・ミラフィオーリ工場、アウトビアンキの工場、シチリアのFIAT工場。 車番を調べると、うちの500はミラフィオーリで作られている事が分かる。 とにかく思うに、バージョン1の製造にはFの取扱説明書とL用小冊子が、バージョン2には500が二つ並んでいる取扱説明書、バージョン3には500が二つ重なっている取扱説明書が配られていたんじゃないかな? 内容についてはまったく謎。 こういうデータを全部知っているマニアックな人がどこかにいるんだろうなぁ。マニアックじゃなくても当時仕事で関わっていた人とか・・・。 知りたいなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 1, 2007 06:00:34 PM
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